役に立ちました。午前中は風も無く穏やかで、日差しのぬくもりが感じられました。
通勤の途中ではいつも楽しみに、少しずつ咲きすすむさまを眺めてきたミツマタが
優しく香ってきて、嬉しかったです。今日もまた色んな事があって1日慌ただしく
過ごしての帰り道、もう、すっかり日が延びたのを実感しました。寒さもあと
わずか、春はもうそこまで来ていますね。風邪を引かないように乗り切りたいです。
さて、記事の方は、季節はずれの秋の花の話題です。10月末から11月初旬まで。
ぼつぼつ語っていきます。
先ずは10/28、うちの近所のホオズキです。

花から眺めていますが、実が出来て色付いて、とうとう透けてきましたよ。
翌10/30には両親の待つ実家へ。

駅に向かう道で見上げたのは、色づき始めたケヤキの大木。
それから、フェンスにからんだアオツヅラフジ。

背の高いフェンスで、だいぶ遠いけれど、カメラの望遠とパソコンのレタッチ
機能を使って青い実を拡大。ね、綺麗でしょ。

あっちにもこっちにも青い実が鈴なりです。
つるになる植物はだいたい嫌われて、人の手の届く範囲にあると刈られてしまう
ことが多いのですが、このフェンスは高すぎて容易に手が出せないみたい(^m^)。
喜んで毎日のように見上げているおばさんは、端から見たらさぞや変な人。
ああ、気をつけよう。

と言ってるそばから、ああっ!!あそこに、色づきかけの綺麗な実がある〜。

拡大してみました。分かります?ちょっと紫色のとか。色づきかけのカラフルな
ところも良いですよねぇ。
とかなんとか道草食いつつ電車に乗って都内へ。
両親の手伝いなどいろいろこなす…途中で見上げた…多分廃屋…の屋根付近に、
あらま、都会育ちのカラスウリ。

ちょっとしなびちゃってたけどね。
それから、こちらは大通りに面して伸びてる夏みかんの木。

いつだったかお花の写真も撮ったはず。そして、それがこんなに大きな実になって
居ます。綺麗な黄色に色づくをの撮りたかったけれど、残念、このあと実だけ
切り取られちゃいました。
まだまだ出会いがありました。これはヒイラギモクセイです。

うちの近所の公園のとか植え込みとかのヒイラギモクセイはみんな強剪定されて
今年はお花を見られませんでしたが、こんなところで会えるなんて、有りがたい。
余所のお家の花ですが、なに、道路にむき出しで立っているんですもの、勝手に
撮らせて頂きます。

いやぁ、まだ若い株なんですが、とにかくお花が付き放題。いやぁ、綺麗綺麗。
ヒイラギっぽいとげとげの葉っぱにモクセイらしい清楚な白いお花。

キンモクセイほどでは無いけれど、ほのかに良い香りもするんですよ。素敵でしょ。
ヒイラギは、このあとから咲き始めますが、花びらの反り返りが強くて見分けは
そんなに難しくないと思います。

公園樹に生け垣、結構色んな所に利用されているヒイラギモクセイですが、必ず
お花が咲いてくれるわけではないので、こんなにたくさん咲いているのを見られ
るのは貴重な機会です。

たくさん写真撮っておこう。
ヒイラギモクセイのお花に会えました。また来年も会えますように。
さてさて、色んな事があってのにちの11/10。じつはこの日は久しぶりにいつもとは
反対側の隣町へ行って、たくさんの写真を撮ってきました。先ずはそのプロローグ。
最終目的地は、春にはカタクリが咲き、夏にはヤマユリが咲いた場所。斜面の途中から
水が湧き、地元の人が小さな池を作って蛍を呼ぼうとしているところ。
2019/10/10付 「オトギリソウの花」
そこへ向かう道、何度かまたぐ小川をのぞきこみながらのぶらぶら歩き。

夏には立派なガマの穂を眺めたあたりです。

すっかりほどけて綿のようになって居ました。
こちらはまた別の小川。

橋から見下ろしたところ、画面手前右端にヤブマオが茂っていました。
今もあるけれど、

花の穂はすっかりもこもこで、いかにも実になりましたって感じ。
と、そばの赤いのなんだろうと拡大してみてあらまびっくり。

うちの方じゃ、あんまり見られないアメリカセンダングサでしたよ。
トゲトゲボールの一つ一つが幅広いの。ああ、近くで撮りたかったなぁ。
綺麗に紅葉していました。
これもきっとまた別の橋から撮った写真。

赤い萼からのぞく、藍色、黄緑、エメラルドグリーンの実。クサギですね。
色づきかけの色とりどり。ああ、なんて綺麗でしょう。
水辺好きなメリケンカルカヤもたくさん立っていました。

開いた綿毛が、お日様に光を弾いてきらきらして居ました。
田舎道をぽくぽく歩いて行きます。

あらま、このお家の生け垣はお茶の木ですよ。

白くて可愛らしいお茶の花が下をむいて咲いて居ます。おしべふさふさ。
化粧筆みたい。
そこそこ雑草が茂る空き地の奥に、どーんとそびえる大ケヤキ。

でっかい秋の景色です。これでも、伸びたい枝の半分くらい。剪定されてる
大ケヤキです。
その足下の茂みの中で一番目立って居たのはこれ。
□

何だか解ります?真っ赤に色付くちょっと手前のノイバラの実です。
ずうーっと全部ノイバラ。いやこれ、いったいどんだけ咲いたんでしょう。
いろいろもしゃもしゃしている上の方には、田舎道によく似合うカラスウリ。

唐渡りの朱墨の色した瓜…って言う意味もあるらしいですよ。真夏の夜に咲く
白いレースみたいなお花、ここでも見られたんだなぁ。
ヤブの下の方にからんでいるこの葉っぱは、山芋の葉っぱ。

ハート型というより耳が出っ張っている葉っぱの形は、お山の自然薯じゃなくて、
どこかの畑から逃げ出してきた長芋の葉っぱみたいだな。
もう少し歩いていると、あ、柿が実ってる。

美味しそう。甘柿かな?渋柿かな?
秋の田舎道歩き。
ぶらぶら歩きのおさんぽは、結構長い話になりそうなので、次回に続きます。
【関連する記事】