仕事に行って来ました。今日もたくさんのことが起きて、あっという間の
一日でした。気がつけば2月もあと1日。閏年で1日多かったのにもかか
わらず。カレンダー上でも春が来ちゃいますよ。早かったなぁ。新型
コロナウイルスの感染が広まって、学校がお休みになったり、いろいろな
イベントが中止になるという、今まで経験したことのない春の始まりです。
どうか無事に、この危機を切り抜けられますように。頑張りましょう。
記事の方は11/17のおさんぽの続き。

対岸のメタセコイアとラクウショウの並木が池の水面に映っています。
今回は池のほとりで、こちら側のラクウショウとメタセコイアを至近距離
から見ていきましょう。
先ずは池のこっちのラクウショウ。向こうのと一緒だけれど、こっちの方が
実の付き方が密です。

奥の緑っぽい木はメタセコイア。
2種の樹が接しているところはこんな感じ。

遠目に見て、もこもこしていて、テディベアを連想させるのがラクウショウ。
すんなりスマートni立っているのがメタセコイア 別名:アケボノスギ(曙杉)
ですね。
池のほとり、背の高い木の下の方にはちょっと赤みを帯びつつ冬越ししちゃった
レンギョウの茂みがあります。

桜が咲く頃、黄色い花をびっしり咲かせる低木です。
今日はあんまり語るところはありません。

圧倒的な美しさを誇る秋のラクウショウとメタセコイアをひたすら見て頂こうと
思います。

ラクウショウの葉っぱは、鳥の羽にたとえられるような繊細さ。黄緑から黄色、
黄色から赤茶色へと色付いていきます。葉っぱは繊細なんだけれど、実だけは
どうした訳か、繊細さのかけらも無いげんこつ型。これも神様の遊び心という
ことでしょうか?
秋、ラクウショウの木の下に立ったら、金色の木漏れ日を浴びるために一度
見上げてみるのがお勧めです。

何だか得した気分になりますもの。
公園のいつもの一角。ラクウショウとユリノキが並んで居たあたり。

台風で、ほとんどのユリノキが倒れてしまったので、同じアングルでねらっても、
ちょっと寂しい景色になってしまいました。
これはもう仕方が無い、向きを変えてラクウショウを主役に撮り直し。

まぁ、どう撮っても金色に見える綺麗なペアです。
ラクウショウ、いつ見ても綺麗な樹ですが、特に秋の終わり、紅葉の頃はお勧め
です。

珍しい 落葉する針葉樹。根っこが水没しても、気根を出して呼吸し、他の木が
育ちにくい沼地にも繁栄の舞台を得た別名:ヌマスギ(沼杉)。綺麗な樹です。
クリスマスツリーにちょうど良いような三角錐の樹形。

こちらはヒマラヤスギです。威風堂々。大木です。
ちょっと先に歩いて行くと…左にモミジバフウ。右にイチョウの若木。

青空に黄色い葉っぱが映えますねぇ。

東アジアだけに分布し、恐竜の時代からほとんど姿を変えていないイチョウ。

花も葉も、他の木とはちょっと違うんですよ。でも、普通によく見かける樹でも
有りますよね。こんな面白くて綺麗な樹と同じ故郷で良かったな。。
モミジバフウも、こっちにも植えられて居ます。

色づき方が樹によって違うのですが、ここで写り込んだのはまだ、オレンジが多い
株。
近づいてみるとこんな感じ。

この先にもう少しモミジバフウが植えられて居る場所があるから行って見よ。
次はメタセコイア。

ラクウショウが「乱調の美」なら、メタセコイアは「正調の美」。

短枝に並ぶ小葉が、互い違いなラクウショウ。2つワンセットで向かい合わせの
メタセコイア。

紅葉すると、木の仲間にしては珍しいサーモンピンクに色付くところがメタセコ
イア最大の特徴でしょうか。色からの連想か、別名は曙杉。曙の空の色に紅葉する杉。
この日のメタセコイアは色付くちょっと手前。色付いたのと、途中のと。

みんな違ってみんな良い。
もう一度大きな木の下に立って…、

上を見上げて、いやぁ、やっぱり綺麗だわ。
さらにさらにその先にはモミジバフウ。

いや、これも綺麗な樹ですよ。

モミジバフウの葉っぱって、艶があるんだなぁ。ピカピカ光っていますもの。
さて、こちら側一番の大きなモミジバフウの下に来ました。

赤いんです。そして、大きいんです。このくらい。

大きな木の下の方の

真っ赤な紅葉。すごい迫力。
ちょっと見ると似たようなものに見えるけれど、

違いますよ。モミジバフウとかじゃないです。この木は

ミズキです。良い色に染まりましたね。
次の記事では、池の対岸の木を見て頂くとして、この日のおまけは
連なって飛ぶ産卵中の赤とんぼの写真。

いや、たいしたもんじゃないんですけれど、

それでも結構ちゃんと撮れたんですよ。いや。ぁ、今のカメラってすごい性能。
最後の一枚はのんびりお休み中の池のカモです。

手前がマガモのご夫妻で、奥は交雑種のカルガモもかな。
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