2020年03月13日

シャリンバイとマユミの実

今日も良く晴れて暖かくなりました。そういえば、アシビに続いて、
トサミズキとヒュウガミズキもほころび始めました。あちこちの椿の木は
春を迎えてさらに花の数を増やし、どの木もとても賑やかです。トサミズキ、
ヒュウガミズキ、レンギョウも咲き始めました。ソメイヨシノが映えるよう、
舞台が整ってきた感じです。これで一気に…と思っていたら、週末はまた、
真冬の気温が戻ってくるそうです。風邪引かないように気をつけてなくちゃ
いけませんね。頑張ろう。

記事の方は12/22のおさんぽの続き。公園を一回りして、入り口の近くへ
戻ってきました。

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ここで見たのはシャリンバイの実。だいぶ熟して、色が黒くなってきました。








葉っぱは常緑樹だけれど、寒さを感じてちょっと赤くなって居ます。

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枝先の葉の付き方が車輪のように見えたからシャリンバイ。タンニンをたっぷり
含んで居て、大島紬の渋い色を出す染料を作るのに使われる木です。


公園から出ちゃう前にちょっと寄り道。

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綺麗な椿の花を写真に撮ったり…


ネズミモチの実を眺めたり。

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前の記事の載せたトウネズミモチよりちょっと細長いでしょ。この実が一番
ネズミの糞に似ているような気がします。



それから、黄色く色付いて居るのはハコネウツギ。

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色変わりするお花が好きでねぇ。毎年、梅雨のちょっと手前くらいになると、
ハコネウツギのお花に会いたくてこの辺をうろうろしちゃうんですよぉ。

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ラッパっぽい形のぽってりしたお花が終わると、随分、しゅっとした形の
実になります。

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あ、これこれ、この濃い茶色で細長いの。ころころ丸い実ばっかり見て来たら
これが実だって分からないよね。



それから、これはマユミ。まゆみつきゆみ…のマユミ。

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濃いピンクの実がなります。

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12月はまだ、葉っぱが落ちていなかったのねぇ。

この公園のマユミは一時期、次々に枯れて実も見られなくなっていたけれど、
最近復活中。

紅梅色の実が枝いっぱいに実る株も、ちらほら見られるようになりました。

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実はパカッと開いて、中から真っ赤なタネを出します。
新芽は天ぷらやおひたしで食べられるそうだけれど、タネだけはうっかり口に
入れちゃだめ。お腹ピーピーになるそうです。

ニシキギ科の一員ですので、紅葉もなかなか味わいがあります。

200313_mayumi4.jpg

実と緑の葉っぱと紅葉した葉っぱのスリーショット。おお、欲張りだ。
枝先の冬芽も、三角帽子をかぶった妖精さんみたいで可愛いんですが、春の
めざめは早くて、あっという間に新芽を吹いちゃいます。

この日、公園を歩いているうちにどんどん雲が広がって、すっかり曇り空に
なっちゃいました。ちょっと残念だけれど、

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びっしり実った株を見つけたので、最後にパチリ。

以前はね、こんな株がいっぱいあって、いつだったか、おじいさまに「これは
何という木ですか?」って聞かれたことがあるんですよ。梅にしては早いし、
綺麗だけれど、花なんだろうか実なんだろうかと迷ったでしょうね。

200313_mayumi6.jpg

人には毒なタネですが、鳥さんたちは喜んで食べていきます。まぁ、鳥さんに
タネ蒔きをお願いしているんでしょうから、食べてもらわないことにはね。
そんなこんなで、パカッと開いた実は写せても、なかなか、赤いタネは写せま
せん。あしからず。



そんな感じで、公園の木を眺めたら、外へ。帰り道で目をとめたのは、黄色い
お花のコセンダングサ。

200313_sendan_g1.jpg

舌状花のみで、白い舌状花が付いていないのががコセンダングサの特徴。

200313_sendan_g2.jpg

この日は草もみじ、紅葉した葉っぱとご一緒にパチリ。渋いお色あいですこと。



日だまりに小さく重なっているのは、ハナヤエムグラの冬越しの葉っぱです。

200313_h_y_mugura.jpg

春が来たらもうちょっと大きくなって茎の先端に紫色の、そこそこ可愛い花を
咲かせます。



それから、もうちょっと歩いて道ばたの雑木林の方へも足を伸ばしてみようと
言うことで、見て来ました。

200313_susuki1.jpg

先ずはススキ。

200313_susuki2.jpg

オギとススキが一緒の生えている場所だけれど、多分低いからススキ。ススキの
葉っぱもほんのちょっと紅葉しています。


枯れ葉の上に伸びた枝に、丸い葉っぱを並べているのはナワシロイチゴ。

200313_nawasiro_i1.jpg

ほんのり赤くなって居るのが可愛いです。

200313_nawasiro_i2.jpg

渋めの紅葉だけれど、ナワシロイチゴも最近は、頑張れたら葉を落とさずに
冬越し出来ちゃうかもって、機会をねらっているような気がします。



大きな葉っぱが色付いて居るのは、多分、これ、ギシギシじゃないかな。

200313_gisigisi.jpg

花とは思えない地味な花を付けるthe雑草って感じの草ですが、条件が合えば
こんな風に色付きます。これも草もみじですね。



とがった葉っぱのクサイチゴ。これはもう、落葉する気無いですね。

200313_kusaitigo.jpg

春、他の植物に先んじて葉を広げ花を咲かせる戦略です。桜が咲く頃、根元で
白いお花を咲かせてることでしょう。


あちこち見て回って、秋にあんまり見られなかったものを12月下旬に見つけ
ました。これ、カエデみたいな葉っぱのつる性植物カナムグラです。

200313_kanamugura1.jpg

夏の終わりに、大きなおばなの花の穂を立てて目立って居ましたが、めばなは
時期をずらして葉の陰にひっそり咲くので結構見つけるのが大変なんです。

2019/12/16付 「アキノノゲシの花」 10/14撮影

200313_kanamugura2.jpg

暮れというのに葉っぱはまだ緑だし、つるの先にはめばなが転じた実が付いて
いるし、やっぱり、記録的な暖冬だったからかなぁ。本来の観察時期、秋を
とうに過ぎての再会。なんだかいろいろ、面白いなぁ。



半落葉、半常緑で葉を丸めて冬を堪え忍ぶの元祖、スイカズラ。

200313_suikazura1.jpg

まだ、あんまり、堪え忍ぶ体勢になって居ないけれど。

200313_suikazura2.jpg

スイカズラの実は黒くてまん丸。お花と一緒で2つずつ並んで実ります。
ここからまた、どんどん増えるかな?初夏に薫り良いお花が咲くのを楽しみに
しています。



定点観察している空き地の奥、ずうっと遠くてよく見えないけれど、猛烈にカラス
ウリが実っていました。

200313_karasu_u.jpg

誰も近づけない場所だからかなぁ。あんなに実るなら、夏の夜にはたくさんの
白いレース飾りのような花が咲いたことだろうなぁ。



枯れ色ばかりの中で目立つ赤い実は…

200313_noibara.jpg

ノイバラでしたね。でもって葉っぱの方はケヤキの幼樹。

この記事最後はセイタカアワダチソウの綿毛。

200313_seikata_a.jpg

最近あんまり背も高くなく、すっかり草むらになじんじゃった高度成長期の
帰化植物。



さて、12月の写真もご紹介し終わったから、そろそろ春のお花の話題に移ら
ないといけませんね。先ずは、カメラに何が入って居たか確かめて、次回からは
華やかなお花の写真多めで行きたいと思います。季節外れを卒業するぞ。


posted by はもよう at 22:27| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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