2020年05月04日

マルバスミレとタムシバ

昨日はカーテンを洗濯して、近所の公園を3時間ほどさまよい歩き、午後はイスに
座ってちょっとした作業。くたびれたんですかねぇ。結局、記事は一行も書けず、
ブログはお休みしちゃいました。でもって、今日は久々に、ベランダの鉢植えの
植え替え作業。本格的に出来たのはおそらく5年ぶりくらいです。コクチナシと
ヘデラ(アイビー)の鉢が、根っこでもうぱんぱんで、今にも根腐れを起こしそうで
した。朝のうち雨模様だったので、植え替えたての植物たちに優しいかなと思って
始めましたが、あっという間に晴れちゃいました。お天気不安定なんですって。
また降ることもあり得るのかな?あ、そうそう、今朝、ベランダでノイバラが咲き
ました。危機に瀕しているときにしか咲かないピンクのお花です。←ひどい(^^;)
ごめんね、でも、君をのびのび育てるには、我が家のベランダは狭すぎるのよ。

記事の方は3/22のおさんぽで、この場所で初めて見たすみれのご紹介。

200504_maruba_s1.jpg

それから、タムシバに関するちょっとした話など。







前の記事で「今まで見たことがない」って書いたのは、間違いでした。一度、
ひと株だけ見た事がありました。過去記事の中から見つけてきました。

2007/ 4/20付 「ノジスミレとケマルバスミレ」


これ、『道ばたや山野の日当たりの良いところに生える』マルバスミレです。

200504_maruba_s2.jpg

でもね、13年前に(ええっ?!)見つけた場所に近いとは言え、メタセコイア
並木の斜めになった草地で人通りもあるし、私も良く通る場所なんですよ。
何でこんな所に唐突にって思います。しかも結構、何株も咲いてます。不思議〜。

マルバスミレと判断した見分けポイントを挙げてみましょうね。

200504_maruba_s3.jpg

先ずはお花。基本は白で紫の線入り。めしべの先がカマキリの頭の形。側弁の毛
無し。

次に横顔。花の後ろの距は太めでまっすぐ。図鑑にはちょっと上方向にふくらむ
とか赤紫のまだら模様と書かれているけれど、その点はちょっと弱い。

200504_maruba_s4.jpg

萼にぎざぎざのおまけ(萼の付属体には欠刻が有る)がついてる。

マルバと名前は付いていますが、もっと丸い葉っぱのすみれを見たような気が
します。

200504_maruba_s5.jpg

綺麗なハート型で、縁はぎざぎざではなく丸っこい波形。

200504_maruba_s6.jpg

ひと株にお花が3つも4つも咲いています。

200504_maruba_s7.jpg

たくさん見れば、距に色が付いているのも上方向にふくらんでいるのもある
かな?

それから、葉の付け根の様子。花茎にもまばらな怪我有りましたが、葉の
付け根はさらに毛深い。

200504_maruba_s8.jpg

タチツボスミレのような派手な托葉はありませんが、ちょぼちょぼっと細いのが
出て居ますね。

毛深いのはケマルバスミレ、側弁に毛があるのはヒゲマルバスミレって分けて
いたこともあったそうですが、最近はそうでも無いようです。

ずっと前に一度見たきりで、久し振りの再会なんですが、さて、ここでまた芽を
出してくれるだろうか。定着して欲しいなぁと控えめに臨みつつ、今後の展開を
見守りたいですね。



同じ草むらには、いつものメンツも咲いて居ます。こちらは関東タンポポ。

200504_k_tanpopo1.jpg

過去記事で研究したときよりも、特徴がはっきりしないタイプが多いなぁなんて
思ったので、過去記事のリンクも記録しておきます。

2007/ 4/21付 「タンポポのガク(萼)1」

2007/ 4/22付 「タンポポのガク(萼)2」

この株も特徴が弱いなぁ。

200504_k_tanpopo2.jpg

今年は、これ!って言える株に出会えなかったなぁ。遺伝子が混ざり合って、
交雑タイプが増えているんじゃないといいけど。


こちらはオランダミミナグサ。以前も、帰化植物のオランダミミナグサと在来の
ミミナグサの特徴が入り交じった固体が目立つなぁと思ってきましたが、これは
ミミナグサっぽいオランダミミナグサ。

200504_o_mimina_g1.jpg

前に記事にした時に話題にしたのは、ミミナグサの中にオランダミミナグサっぽい
固体が増えてきたという気づきだったけれど、今回はその反対。

200504_o_mimina_g2.jpg

お花は、オランダミミナグサそのもの。

200504_o_mimina_g3.jpg

でも、垂直に立ち上がる株が多かったはずなのに、今年はやたらに、ミミナグサの
ように、茎が赤っぽくて地面に寝ているのが多く見られるようになりました。

2007/ 5/12付 「ミミナグサ」
2010/ 6/16付 「気になる花たち」

やっぱり、両者の遺伝子が混ざり合って、交雑していなきゃいいなぁと思います。



目を上げると、赤茶色のメタセコイアの並木。枯れているんじゃ有りません。
こう見えて花盛りです。

200504_meta_yamaz1.jpg

向かい側の桜の花と一緒です。こんな花もあんな花も有るんですよ。

200504_meta_yamaz2.jpg

ああ、葉っぱがちらほら見える。この桜はヤマザクラですね。



メタセコイア並木の終わり付近にはタムシバ。園内に3カ所有るうちの1つです。

200504_tamusiba1.jpg

ちょっと乱れ目に咲くコブシのそっくりさん。コブシよりも花びらが長いので、
さらに勝手な方向を向いて咲いてます。

webの記事を見ても図鑑を見ても、タムシバの花の下には葉っぱはつかないって
書いてあります。

200504_tamusiba2.jpg

葉っぱがつくのはコブシって。

確かに、そういう花も有ります。

200504_tamusiba3.jpg

でもね、おなじ木にだって、葉っぱの付いている花も有るんですよ。

つぼみも同じように細長いし、間違いないと思うんですが、

200504_tamusiba4.jpg

葉っぱ…あるじゃん。どうして?

こちらは隣り合って植えられて居るコブシの枝先です。

200504_kobusi.jpg

つぼみはずんぐりしているし、間違いないと思うんだけどなぁ。
あ、ひとつ、違うのはタムシバの一枚葉は赤っぽくて、コブシのそれは緑色。
これは若葉の色と一緒なんです。だから、図鑑とは違うけれど、タムシバの個性
は出てるってこと。

図鑑と違うのは、何でかなぁ。どうしてかなぁ。ずっと感じている疑問です。
あ、でも、今日見かけた記事で、タムシバのめしべの柱頭は先に集中していて、
コブシの柱頭は全体にまばらに並んで居るって言う見分けポイントを知ったので、
来年はめしべの柱頭に注目してみようと思います。←覚えていれば。



メタセコイア並木を後にして、梅やアンズが並んで居たあたりへ。
3/22はまだアンズが咲き残っていましたねえ。

200504_anzu1.jpg

いつもなら4月に咲く花なんだから、当然っちゃぁ、当然かぁ。

残り少ないアンズの花。

200504_anzu2.jpg

萼の赤い色が濃くて、花びらが薄くて儚げ。なかなか素敵な花ですよね。



アンズが終わって、次の主役は、お向かいの桜が引き受けます。

200504_y_zakura1.jpg

優しい色合いのヤマザクラ。

200504_y_zakura2.jpg

つぼみのピンクと葉っぱの黄土色が、微妙な色合いが着物の柄に似合いそう
です。



さらに進んで、花木が並ぶエリアへ向かいます。華やかなハナモモ、爽やかな
ユスラウメ。色んな木の花を見上げながら、おさんぽは続きます。



posted by はもよう at 20:21| Comment(2) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、こんにちは。
久しぶりにマルバスミレにお会いになれて
よかったですね。
はもようさんの解説を読んでいると
何となくわかったような気になりますが、
自分で調べるとなると、
途中ですぐに嫌になってしまいます。

コブシとタムシバ、
簡単なようでいて、難しいのですね。
はもようさんでも迷われるなんて、
これは手ごわそうです。
お山に咲いているのですが、
あまり近くで見たことがありません。
この前トンボ池の近くで、
パラパラと咲いている白い花を見かけました。
今調べると、黒っぽい葉が一枚付いていました^^
Posted by ブリ at 2020年05月05日 15:56
ブリさん、こんばんは。

はい、久し振りにマルバスミレに再会です。
でもほんと、変なところに咲いて居たんですよ(''?)。

すみれはねぇ、見分けポイントが多くて大変です。
でも、うちの方に咲くのは限られているけれど、
ブリさんちの方がだんぜん野草の種類が多いじゃないですか。
毎回、うわぁ、よくご存じで ♪って 感動ってしているんですけど。
そんなブリさんに褒められると、なんか…ねぇ。(^m^#)

コブシとタムシバ。難しいです。図鑑と違います。
ええ〜っ?私が間違っているの?←いや、普通そうでしょう。
タムシバは、
枝を噛むと甘いそうです。今度噛んでみるか…(-。-;)←公園樹ですよ。

ほほう、トンボ池のそばの白い花ですか。
黒っぽい葉っぱがついている…さて、なんでしょう。
分かったら教えてくださいね(^^*)。


Posted by はもよう at 2020年05月05日 18:45
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