止んだりで気温が上がりませんでした。咲き始めたお花、動き出した小さな
生き物たち、みんなみんな、大丈夫だったかな。そういえば、この間、通勤の
途中で巣だつ準備を始めたツバメの雛を見かけたんですよね。明日を乗り切れば、
また、暑い日がやってくるみたいだから、頑張れ。
記事の方は3/28と3/29に撮ってきた写真から。

先ずは3/28。実家へ行ったついでに庭の花を撮ってきました。遅咲きで花びらの
縁が白い(覆輪)椿がやっと咲いてくれました。
行くたび撮っている椿。こちらはずっと割いていた金魚葉の椿。

ぽってりとした花で、可愛いピンクでたくさん咲いてくれます。

なんと言っても金魚の尻尾のような、先が3つに分かれた葉っぱが面白いです。
何をどうすると こんなことになるんでしょうね。
そしてこちらが、最後まで気を持たせた遅咲きの椿。木はか細くて、花も小振り
なんですよ。

花びらの縁が白かったんだけれど、今年はあんまりくっきり出ませんでした。
↓ 去年はこんなに綺麗な花が咲いたのにねぇ。
2019/ 5/ 6付 「照手桃と覆輪の椿」
また来年、頑張ります。
気を取り直して、庭に咲いている他の花を。

↑ こちらは黄色いのがオオキバナカタバミ。白いのがハナニラです。
花だんで大切に育てられる反面、勝手に出て行っちゃう困ったお花でもあります。
ハナニラは、ユリ科の球根植物。原産地はアルゼンチンですって。
別名は西洋アマナ、ベツレヘムの星など。つぼみの姿も優雅ですねぇ。

日本には明治時代に観賞用としてやって来たそうです。でも、公園の草地などに
ちゃっかり逃げ出していますよね。
オオキバナカタバミはアフリカ原産、カタバミ科の多年草。日本には観賞用と
して入ってきたはずですが、やっぱり、逃げ出して勝手なところで群生して
います。実家のも多分、余所から入って勝手に育っているんじゃないかな。

世界中ではびこりまくって、現地の在来種の居場所を奪うだけでなく、家畜が
食べると乳牛の乳量が減ったりするなど、害があるそうです。
とにかく増えて増えて大変。草むしりの際は乱暴にむしっちゃうんだけれど、
お花の季節にはこのようにいつの間にか復活しています。根絶は難しそうです。
驚いたのは、ムラサキケマンがこんなに立派に咲いて居たこと。

確かに1本か2本有ったけど、とっても目立つ場所に主役のように咲いて居ま
した。写り込んでいるのは、猛烈に広がるヒメツルソバの葉っぱです。
お花に近づいてみましょう。

前に取り上げたのよりは、もうちょっと形がわかりやすいかな?
内側の花びらが左右から合わさって、

外側の花びらが上下から被さる形です。
こちらはまだつぼみの方が多いかな。

お口をぴったり閉じているようなつぼみの表情が可愛いです。このあとは豆の
さやのような実を結びます。撮れると良いな。
あ、ここにもオランダミミナグサが咲いてた。

昔見たような姿か、ミミナグサっぽいか、気になってじっと見ちゃいます。
これは昔見たような姿かなぁ。
秋に可愛らしい白い小花を咲かせていたゲンノショウコは今、葉っぱをたくさん
出しているところ。

いっぱい茂って、また秋に可愛いお花を見せてね。
そして、裏庭のカイドウ。

濃いピンクのつぼみと薄い花びら。まだまだたくさん咲いています。

ここのところ、毎年、ひとりでお花見しています。

私は、もっと華やかに改良されたハナカイドウよりは、好きなんですけどね。

多分、古いタイプのカイドウなんだろうと思います。

あいにくの曇り空、その上、3月とは思えないほどの低温の土曜日でしたが、
我が家のカイドウはとっても綺麗に咲いていましたよ。
そういえば、前日、そんなには寒くなかったんですよね。まさか天気予報どおり
翌3/29の午前中いっぱい雪が降って、5cmも積もるとは思いませんでした。

そのまさかが起きたので、大急ぎで外に行って雪を乗せたお花を次々撮ってきま
した。いくら、強い寒気が降りてきて居るったって、3月の日差しが差したら
あっという間に消えちゃうのは解っていましたからね。

そろそろ、お花の盛りを過ぎそうな乙女椿の上にも淡雪。
満開の桜の上にも淡雪。

長いこと咲いていたソメイヨシノも、風に吹かれ、雪に積もられて気の毒なこと。
黄緑の葉っぱに黄色い花。春を象徴するような配色のレンギョウ。

やっぱり冷たそうですよね。

でもね、どの葉っぱもお花も、霜げる前にあっという間に雪が消えちゃいました。
そういえば11月とか4月に雪が降った年も有りましたよね。やっぱり気象状況が
変わってきているのかな。感染症対策も有りけれど、温暖化を防ぐ方の行動変容も
心がけていきたいですね。
次回から4月の写真に移ります。春が更に進んで、咲くお花も移り変わっていく
様子をご紹介します。