2020年07月09日

若葉とつぼみ巡り

お天気の方は昨日とだいたい同じで、時折、強い雨が降ったり止んだりの
蒸し暑い1日でした。お昼休みにちょっと仕事場側の花だんを回ってみ
ました。西の方の大雨も都会で増え始めた感染者も気になるけれど、とり
あえず、私の毎日は普段通りです。日本列島の形に雨雲が流れていく
梅雨前線の様子は怖いくらいだけれど、こんなお天気がまだちょっと続く
ようです。あれこれ気をつけて、慎重に過ごしましょう。そうそう、
帰り道の車窓から、ヤマユリが咲き始めたのが見えました。今度のお休みに
見に行きたいなぁ。

記事の方は5/10のおさんぽの続き。ちょっと遠くの公園へ行って戻ってきて、
花木のエリアを通り過ぎ、そうそう、さくらんぼが赤くなって居ましたねぇ。

200709_sakura.jpg

鳥さんしか食べないけどね。





雑木林のエリアへ入るちょっと手前、明るい木陰で上を見上げるとこんな風に

200709_sarusuberi1.jpg

細かくて丸っこい葉っぱに日差しが当たってとても綺麗でした。

これは、真夏に花を咲かせるサルスベリ(百日紅)の若葉です。

200709_sarusuberi2.jpg

若葉の時限定の可愛らしい姿です。

そういえば、サルスベリとミカン科のコクサギだけが、葉っぱが2枚ずつ互い
違いに付く「コクサギ型葉序」と言う、ユニークな葉の付き方をすると図鑑に
書いて有ると思います。でもね、結構これ、良く見ないと気づかないんですよ。
上の写真じゃ、変わった葉っぱの付き方をしているように見えないでしょ。

試しに一枝取り上げて、4枚の葉っぱの付け根を矢印で強調してみますね。

200709_sarusuberi3.jpg

はい、こんな感じです。良く良く見ると、上の2枚のペアと、下の2枚のペア、
付いて居る場所がほんのちょっとだけ、ずれているでしょう。本当にちょっと。
ここまでほぼ互い違いっぽくて、最後のほんの数ミリだけ違うって…
どういうメリットがあったんでしょ。コクサギとサルスベリだけってどうして
この2種だけなんでしょ。進化なのか、進化し損なったのか。いつか先生に
聞いてみたいなぁ。

200709_sarusuberi4.jpg

最後に猿も滑っちゃいそうなすべすべの樹皮を乗せておきます。
夏中、約百日間咲き続けちゃうサルスベリ。この先、長いおつきあいになり
そうです。今年のお花はどんなかな?たくさん咲かせてくださいね。



さて、この先に定点観察をしているサイハイランがあります。

200709_saihai_r.jpg

5/10のつぼみはこのくらい伸びました。いつ咲くかなぁ。楽しみにして
いるんだから、おらないでね。



そうそう、お菓子みたいな可愛いつぼみも撮っておいたんだっけ。

200709_kalmia.jpg

ツツジの仲間のカルミアです。ストロベリーチョコみたいな可愛い形でしょ。
開くとお人形さんのパラソルみたいなお花なんですよ。咲いたとこと、うまく
撮れると良いな。




その先をちょっと歩いて、今度は羽状複葉の枝の前。これ ナナカマドの、
葉っぱだけそっくりさんの、ニワナナカマドです。

200709_n_nanakamado.jpg

矢印のところに白いお花の穂が広がってきます。梅雨時に、雨がとてもよく
似合う白い小花を咲かせます。真珠のような可愛いつぼみがつくので
チンシバイ(珍珠梅)って言う、別名もあります。
一時枯れかけてからの復活の茂み、頑張れ頑張れと思いつつ、見守ってい
ます。



はい、こちら、よくその下の道を通る雑木林の、外からの眺めです。

200709_zokibayasi.jpg

前の記事の公園ほどでは無いけれど、たくさんの樹が一斉に若葉を出しま
した。



外国産の樹が並ぶエリア。2種のオークが並んで居ます。

200709_oaks.jpg

北米原産のドングリの実る木。


前回の記事に載せたヒメヨツバムグラ。この日はもうちょっと良く撮れた
ので、もう一回載せておきます。

200709_h_yotuba_m.jpg

前の記事に間違いを発見しました。直しておきました。いやだ、恥ずかしい。

2020/06/24付 「準備中の花木の実」

樹液酒場も開店して、ここは自粛不要だから、賑わってねって思うんだ
けれど、毎回、スズメバチにしか出会いません。あなたは自粛してくだ
さい。お願いします。



前に見たときよりちょっと大きくなったレッドオークの葉っぱ。
柏餅包む柏の葉っぱに似た形。

200709_redoak.jpg

もう、大きさは一人前かな。それでもまだまだ初々しい。

そしてこちらはピンオーク。カタカナのキの字の形。

200709_pinoak.jpg

写真では大きさをそろえちゃったけれど、本当はこっちの方がだいぶ小振り。
ピンオークのピンは杭のこと。杭にする材木ってこと。レッドオークは
赤みのある材を家具などに利用するらしい。
どちらも魅力的なドングリが実ります。特にレッドオークのどんぐりは
落ちるのが早いからお気をつけて。



冬の間、とっても綺麗な緑色だったダイオウショウ。何だか周りが綺麗な
緑になるのに反して、色褪せていました。

200709_daiosho.jpg

葉っぱのまん中からにゅうっと突き出した白っぽいのが新しい枝で、
そこから新しい松葉がたくさん生えるから、そうしたらまた、綺麗な
緑の葉っぱになるのかな。



メタセコイアも、葉っぱが揃って軽やかな明るい緑。

200709_metasequoia.jpg

針葉樹で落葉性って、あんまり無いから、お仲間から春に生まれ変わるって
どんな感じ?って聞かれそう。すがすがしい感じ…とか答えるのかな?



こちらの樹はサトウカエデ。

200709_sato_k1.jpg

遠目じゃ解らなくても、近くに行って葉っぱを見れば、あ、カナダの国旗に
描かれた葉っぱだって解るかな。

200709_sato_k2.jpg

樹液からメープルシロップを作るんですよって思っていたけれど、この間
載せたネグンドカエデもメープルシロップが採れるんだって。知らなかった
なぁ。この日は撮ってこなかった。ああ、しくじった。



この辺から、雑木林ゾーンの方へ入って、雑木を眺めながら歩きます。

こちらの大きな葉っぱはリョウブです。金色のチューリップみたいな新芽が
大きくなって、真夏にはだいぶごっつい葉っぱになります。この日はまだ、
若葉。

200709_ryobu.jpg

飢饉の時の非常食用に、法令で守られて大切にされたって、図鑑には書いて
あるけれど、試しに食べてみた人が美味しくないって書いている記事を、
いつだったか見た覚えがありますよ。でも、美味しかったら飢饉の日まで
待てないか(^m^)。


雑木林のムクノキ。

200709_mukunoki1.jpg

余所の樹よりもちょっと白っぽい樹皮で目立ちます。近づいて良く見ると
赤っぽい縦縞入りのお洒落さんなんだけど、

雑木林に並んで居ると、なにやらやたらに爽やかな感じ。

200709_mukunoki2.jpg

白樺でもダケカンバでも無いんだけど、ちょっとその雰囲気ある。
高原に行った気分だけ。ちょっとだけ。



雑木林の低いところに伸びた枝は、早春に黄色いお花をかんざしか 

200709_kibusi1.jpg

のれんのように下げていたキブシの枝です。

たくさん咲かせたお花はこんな丸い実になります。

200709_kibusi2.jpg

たくさん咲かせたのに、少ないなぁ。もっと長い房になる株も有るけど、
これはまだ若いのかな。



リョウブ、キブシと並んだら、そのお隣はコブシです。

200709_kobusi.jpg

お花の季節には、目立たなかった葉っぱの芽だけれど、お花が散ったあとは
大きな葉っぱを出して来ました。先がちょっと広い丸っこい葉っぱ。
一番先が、ちょんと出っ張って居るのが特徴的。お花のあとは虫こぶみたいな
ごつごつの実になります。


雑木林のこれまた低い枝に、たくさん下がっていたのはエゴノキのつぼみです。
そう、まだ咲いてなかったの。今年はちょっと遅かったかな。

200709_egonoki.jpg

気がついてみると身近からエゴノキもだいぶ少なくなっていて、見られる
かななんて心配になっちゃったけれど、このつぼみを見たら心強いわ。
いつ咲くかな。楽しみだな。



そして、ちょっと向きを変えて芝生広場の方へ向かう道を選ぶと、その先に
ハコネウツギ。

200709_hakone_u.jpg

探したら、上の方の枝に白いつぼみが見えました。咲き初めは白くて徐々に
赤くなるのがハコネウツギの特徴。これもいつ咲くかな、楽しみだな。

ハコネウツギの隣のキブシ。今年、ずいぶん赤っぽいめばなだなぁなんて
思った株。

200709_kibusi3.jpg

気のせいじゃ無くて、ちゃんと実が付いていました。やっぱりメスの株だわ。
まぁ、実は一個だけだったけど。←どうなってんの?


さて、芝生広場に出て、相棒を失って一本になっちゃったカロリナポプラを
見上げていたら、

200709_k_poplar1.jpg

有ることに気がついちゃった。

枝先に実が出来ている、綿毛が飛んでいる。

200709_k_poplar2.jpg

あらまぁ、今日が我が街の柳絮(りゅうじょ)の日だったんだ。

2007/ 5/24付 「我が街の「柳絮(りゅうじょ)」の日」
2008/ 5/14付 「カロリナポプラの綿毛」

なにぶん高いところで起きている現象なので、カメラの性能が試されますが、
見えますでしょうか。

200709_k_poplar3.jpg

緑色したつぶつぶの実から白い綿が吹き出すところ。

地面に落ちた枝から類推する方法もありますけど。

200709_k_poplar4.jpg

いかがでしょう。
それにしても公園中に白い綿毛が飛んでいるのに、興味を持つ人も少なく、
みんな気にもとめない感じで、それぞれの遊びや運動に集中しています。

相棒の切り株からはひこばえがたくさん出ていました。

200709_k_poplar5.jpg

根っこが浅くて、風で倒れちゃうけれど、生命力は強いのね。
ここから元の大きさになるのには、どのくらいの年月が要るのかなぁ。



カロリナポプラの根元の周りの草地にはタンポポとシロツメクサが
たくさん咲いていました。

200709_tanp_clov.jpg

写らないように気をつけているけれど、自粛中のはずの公園は家族連れ
ワンちゃん連れで大賑わいですよ。


そんな芝生広場の向こう側には春先に真っ赤な花を咲かせていたアメリカ
ハナノキが、すっかり緑色になって立っていました。

200709_a_hananoki.jpg

また、いっぱい茂って、秋には紅色の紅葉を見せてね。



次回は芝生広場の端っこから歩き始めて、池の周りを回って反対側まで
ご紹介の予定。良かったらまたおつきあいくださいませ。



posted by はもよう at 23:37| Comment(2) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
はもようさんでも間違われることがあるのですね。
いつもまたやっちまったよぉ〜≠ニ思う身といたしましては、
ちょっと安心いたしました^^

緑が美しいですね。
春の萌えるような緑もすごいなぁと思いますが、
目にこれでもか!と入ってくる時期の緑も
木々に包まれるような感覚で
豊かでいいなぁと思います。

次の記事のカロリナポプラの綿毛が飛んでいるようす、
うまく写りましたね。
どこかで柳絮が飛んでいるなと思うことはあるのですが、
探してみないといけませんね。
ピラカンサスの毒のお話もびっくりしました。
今年はレンジャクたちがやってきていましたが、
ちょうど毒が抜けた時とぶつかったということで、
めったにないチャンスに巡り合えたのかも。
またラッキーがつづきますように☆
Posted by ブリ at 2020年07月11日 08:33
ブリさん、こんばんは。

え?!間違うことなんてしょっちゅうですよぉ(^^A)。←おいっ!
見つけたらこっそり直しておくんですよぉ(^^#)。

新緑の季節は良いですよねぇ。ほんとうに綺麗で。
そうそう、木の葉、草の葉だけは豊かなんです、うちの方(^m^)。

カロリナポプラの綿毛は、ほんと、びっくりしました。
まぁ、あのサイズでわかりやすいようにちょっと
レタッチで強調はしてありますけど。
それだけたくさん飛んでいたんですよ。
普段の私じゃぁ、動くものは全くとらえられませんもの。

ピラカンサのお話、びっくりでしょう?聞いたこと無いですよねぇ。
毒が抜けるのは2月頃だそうですよ。
今度のシーズンは、ピラカンサの実がなってから毒が抜ける頃まで、
観察してみようと思います。
Posted by はもよう at 2020年07月13日 00:01
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: