2020年07月16日

スダジイの花

今日も今日とて、以下同文な1日でした。お天気はどんより、暑くは無いけど
爽やかでは無い。豪雨災害の被災地を片付ける暇も無く降り続く雨に、都内の
感染者が増え続けているという知らせ…不安な気持ちで更にどんよりです。
なにか良いこと無いかなぁ。

記事の方は5/17のおさんぽの続き。雨上がりで暑くなったこの日、ご近所を
うろうろしてから、いつもお散歩している公園へ向かいました。

200716_mitikusa1.jpg

いつもの道の、道ばたの草です。穂になる草たちも実を結び始めて道ばたの
麦秋って言う感じ。





おしべの葯を下げていたネズミムギ。受粉は済んだかな?

200716_nezumimugi.jpg

後ろに写り込む白いのはカラスムギのタネの抜け殻。

2020/6/21付 「鈴蘭と道ばたの麦の花」

まだ、タネが入って居るのはこんな風。

200716_karasumugi.jpg

カラスムギのタネって面白いんですよ。長い芒が付いて居て、芒の途中には
曲がるところがあって、それが水分を吸ったり乾いたりで、伸び縮みし、その
力で土に潜っていくんですって。面白い工夫を持ったタネなんです。

2007/ 6/ 6付 「カラスムギ」



それからこれはノビルのムカゴ。

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つぼみも多分有るはず。探しています。


ニワゼキショウは相変わらず。

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赤いの白いのたくさん咲いています。

アリさん目線で見上げてみます。

200716_niwazekisho2.jpg

ああ、空が遠い!



ブタナも、ますます盛んに咲いて居ます…が、ところどころ綿毛にもなり始め
ました。

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ブタナの綿毛、もうちょっと茶色っぽくてあんまり綺麗じゃ無いのもありますが
これは綺麗に撮れましたね。

200716_butana2.jpg

あっちこっち大群落ですから、きっと発芽率も良いんだろうなあ。5月がお花の
盛りですが、ちゃっかり秋にももう一度咲きます。働き者なんです、たぶん。


道ばたの草地を終点近くまで行ったところに、また違う表情の穂になる草が
風に揺れています。

200716_mitikusa2.jpg

解るかなぁ。

こんな穂です。

200716_a_kamoji_g.jpg

アオカモジグサ。長い芒を集めて、子どもたちがお人形のかもじ(髢)つまり
カツラを作ったのでこの名が有るそうです。トウモロコシのひげより難し
そうだけど、どんな仕上がりだったのかな?



さて、公園に着いて、いつものブロッコリーみたいなスダジイを見る前に、
横っちょにも立っている、別のスダジイも見上げてみました。

200716_sudajii1.jpg

こっちも、もこもこの花盛りです。

ほら、圧倒的なボリュームのおばなの穂。

200716_sudajii2.jpg

細いのはめばなかと思いましたら、おばなが開く前の姿でした。
とりあえず、おばな咲かすよねぇ。めばなはその後かなぁ。


いつものブロッコリーみたいなスダジイの方。近づき過ぎちゃって、ブロッコ
リーの芯のとこみたい。

200716_sudajii3.jpg

真夏になっちゃえば、常緑樹だし、葉裏は茶色いし、とにかくうっそうと
薄暗くなりますが、今はまだ若葉の季節。

木の下の影になるところでも心なしか明るい感じ。

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木は良いなぁ。毎年 若返って。

そうそう、こちらのスダジイで、めばなの花の穂を観察いたしましょう。

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はい、この、途中に粒々の付いた枝みたいなのがめばなの穂です。めばなが
たくさん並んで風に乗ってやってくる花粉を待って居ます。
受粉に成功するとちょっと変わった殻斗に包まれた、生食も可能な椎の実どんぐり
になります。

たぶん、里山の子どもたちの人気のおやつになったと思いますよ。

200716_sudajii6.jpg

人が入る前の原生林にはこんな照葉樹がたくさん生えていたそうです。開墾して
しまった森と、森の奥に住んでいたであろう土地の神様に敬意を表し、神社を
建て、原始の森を残したのが鎮守の森の起源と言います。こんな木の下で
里山の子どもたちが遊んだり、木の実を食べたりしたのかなぁなんて思いをはせ
たりして。



スダジイのお向かいに立っているのはウスギモクセイです。秋に薄黄色の花を
咲かせた、キンモクセイのお仲間です。

200716_usugi_m1.jpg

他のモクセイの仲間はほとんど実を結ぶことがありませんが、このウスギモクセイ
には実が付くんです。

200716_usugi_m2.jpg

秋に咲いて、次の年の初夏に実る実。

何の花が咲いたか、忘れちゃいますよね。

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まだ色付いて居ない実もありますね。オリーブに似ていませんか?同じモクセイ科
なんですよ。食べられるとは書いてありませんでしたが。



こちらは桑の木です。

200716_kuwa1.jpg

マルベリーという名前で、健康食品として売られて居るようです。でも、年配の方
には、ドドメ色の実としてなじみが深いかも知れません。

この時期、もったいないくらい熟して落ちて、

200716_kuwa2.jpg

熟成臭をあたりに漂わせています。売られるほどの実なんだけれど、誰も見向きも
しないです。鳥さんたちだけが楽しみにしています。



その先のナワシロイチゴの茂み。

200716_nawasiro_i1.jpg

多分、ボックスウッドの植え込みです。でも上を覆い尽くしてナワシロイチゴが
茂ってしまい、中の枝さえ見えません。

ここでも綿毛になる草を見つけました。

200716_harunogesi1.jpg

化粧パフみたいな繊細な毛の綿毛。

これはハルノノゲシの綿毛です。

200716_harunogesi2.jpg

ハルノ…って言う割には、いつでも咲いていますけど。



ナワシロイチゴの花はまだまだ咲いていました。

200716_nawasiro_i2.jpg

良く見るとお花が終わって、花びらが落ちているものもありますし、萼を
閉じて実の準備に入ったお花もあります。去年はそれほど実らなかったので
今年に期待しています。このあたりで一番写真写りの良いルビーみたいな
綺麗な木苺を見せてください。期待しています。

まぁ、こんな頼もしい助っ人も控えています。

200716_nawasiro_i3.jpg

これ、テントウムシのさなぎです。テントウムシってアブラムシをものすごく
たくさん食べてくれるんですよ。成虫になってもよろしくね。


さて、更に公園の奥の方へ向かいましょう。

200716_sudajii7.jpg

とりあえず、ブロッコリーみたいなスダジイを振り返って、ごあいさつ。

次回はアメリカサイカチとナギという、かなりマイナーな木のお花をご紹介
します。良かったらまたおつきあいくださいませ。





posted by はもよう at 20:54| Comment(2) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、こんにちは。
関東のほうは気温が上がらないのですか。
こちらは急激に暑くなって、
みんなちょっと夏バテ気味です。
こんなに急に季節が変わるかなぁ
ほんと変な気候でついていけません。

植物たちもどんどん変化しているのですね。
はもようさんはきちんと変化を追っておられて
ふむふむと解説を読ませていただいています。
わからないことも多いのですが、
いつかこういうことなのかとわかるといいなと思います。
エノキのお話、素敵ですね。
余の木でエノキなんですね。
おそらくあの木だろうなと思うのですが、
きちんと確認せずに来ております。
Posted by ブリ at 2020年07月21日 17:53
ブリさん、こんばんは。

いえいえ、関東もぼちぼち暑い日が出てきていますよ(^^A)。
あ、でも、西日本ほどじゃぁないのか。
それに、雨が降るととたんに気温が下がります。
ありがたいっちゃ、ありがたいけれど、何だかはっきりしません。
梅雨明けはいつになるのか、まだ見通しが立たないそうです。

変な天候で慣れないですよねぇ。連休中も大雨に注意だそうです。
ブリさんもお気をつけください。

植物たちもどんどん変化してますよ(^^*)。
私、変化を眺めたり、仕組みを理解したりするのが、
どうやら好きらしいです。
これはこう言う目的があって、こう言う形なのかぁなんて
納得するのが好きみたいです。
長いこと生きてきて最近気づきました。←おいっ!
だから、芽が出て〜ふくらんで♪ は〜なが咲いて 実になって〜
って、順繰りに眺めたいみたいです(^m^)。

エノキのお話は、図鑑みたいな絵本に書いてありました。
面白いなぁと思いました。でも、別の木と勘違いしてたら、
何が植えられたのかなぁ(’’?)。

Posted by はもよう at 2020年07月21日 18:42
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