2020年08月23日

大鴎蔓と紫式部

一時は猛暑は金曜日までという予報だったのに、土曜日も十分に暑かったです。
まぁ、出来るだけ陽の当たらないルートを選んだのと、だいぶ慣れてきたのも
あって、辛さは今までより少なかったですけどね。都内の実家へは行ったもの
の、暑すぎて草むしりも出来ないので、早々に帰ってきました。それでも何だか
くたびれて何もする気に成れずに早寝しました。開けて今朝は早起き。さっさと
用事を済ませて、道ばたの雑木林の様子を見に行ったり、近所の公園を一回り
したりして来ました。まぁ、眺めてきたヤマジノちゃんの群落が綺麗さっぱり
刈られていたり、すでにツルボのお花が終わっちゃっていたり、びっくりする
ことはいろいろありましたが、午後はそんなわけでお家でじっとして過ごしま
した。久し振り最高気温が30℃に届かない1日で、過ごしやすいと思ったとたん
今までの疲れがどっと出た感じです。今日も早寝します。熱帯夜じゃ無いみた
いですし、ぐっすり眠りたいです。

記事の方は6/10のおさんぽの続き。

200823_o_kamome_d1.jpg

前の週に見たばかりなので、同じ様な花がまだ咲いているのを確認するような
形になりますが、先ずは、オオカモメヅルのお花から。





まだ咲いて居ました。どこが‘オオ’なのかさっぱり解らない小さなお花、
オオカモメヅル。

200823_o_kamome_d2.jpg

渋い色のお花が素敵です。

そう言えば、蔓も同じ様な暗い赤ですね。ご一緒する緑の蔓はオニドコロ。

200823_o_kamome_d3.jpg

オニドコロと違うのは蔓の途中につぼみが束になって付いている点もです。

か細い蔓ですが、結構旺盛に茂ります。

200823_o_kamome_d4.jpg

あっちの草からこっちの草へ、架け橋のように。

200823_o_kamome_d5.jpg

周りにちらほら見えている丸っこい葉っぱは大半がスイカズラの幼植物です。

葉の陰にもお花がたくさん咲いています。

200823_o_kamome_d6.jpg

こんなに一生懸命咲かせて居ても、なかなか実には出会えません。

それにしてもユニークなデザインですよね。

200823_o_kamome_d7.jpg

面白い花です。カモメの目に似ているのかなぁ。はてさて。

何種類もの蔓性植物が組んずほぐれつしている薮で、宝探しの様にみつけたお花。

200823_o_kamome_d8.jpg

久し振りに会えて嬉しかったです。いつかまた、スマートな実とカモメの胸の羽
毛の様だという綿毛(種髪)の付いたタネを見たいです。また会いましょう。
元気でね。



この斜面に通うようになって十数年。見渡す木の葉草の葉が、だいたいおなじみ
のものになりました。

200823_shamen.jpg

なかなか遠出は出来ないからと、近場で始めた植物観察。近くても限られた場所
でも、長い間見ていると記憶に残る量もそれなりに増えていきます。まだまだ
面白いことが見つかるかも。それを楽しみに、歩いて行きましょう。



斜面の上の方に立って居た木。あれ、エゴノキだったんだね。

200823_egonoki.jpg

ほら、実が出来はじめているのが見える。


いつものヤマジノホトトギスの群落、順調に育っているね。

200823_yamajino_h.jpg

草刈り隊に見つからないでね。


もうちょっと行った先、ああ、ここにもムラサキシキブがあったんだね。

200823_murasaki_s1.jpg

お花を撮ろうとして…

穴の開いた葉っぱに気づきました。以前なら、虫喰いの無いところを撮ろう
なんて思って居たけれど、

あの虫食い穴が、イチモンジカメノコハムシの食痕じゃないかと思うと、

200823_murasaki_s2.jpg

ちょっと渋めの金ピカ羽虫ちゃん、元気かしらとか思います。今年はうまく
出会えなかったけれど、食痕だけはたくさん見かけました。またいつか
お会い出来ますように。



「北向きの斜面」から、坂を登って行く道の途中、こちらの木も、そこそこ
背が高かったですよ。

200823_murasaki_s3.jpg

コムラサキには及ばないけれど、お花もたくさん咲いています。

200823_murasaki_s4.jpg

これみんな、紫色のつぶつぶの実になるかなぁ。


坂の途中には、このあたりで一番つきあいの長いオトコヨウゾメとコアジサイ
の株があります。

200823_o_yozome.jpg

↑オトコヨウゾメは実が出来はじめていました。まだぺたんこの実。これから
秋までにもうちょっと丸くふくらんでおきます。

コアジサイは、ここのもお花が終わっちゃってます。

200823_koajisai.jpg

残念。でもこの葉っぱも好きだから、とりあえずパチリ。


坂の擁壁、日だまりでトカゲのおチビちゃんがひなたぼっこしていました。

200823_tokage.jpg

尻尾が青いのは、まだ大人になりきっていない証拠だそうです。尻の青いガキ
(あら失礼)ならぬ、尻尾の青いガキですの。



ここでまた、ホタルブクロを撮っちゃったので、ちょっとだけ情報をたして
おきます。

200823_hotaru_b1.jpg

ホタルブクロが属しているキキョウ科のお花は、おしべが花粉を出す雄性期と
めしべが花粉を受け取る雌性期を順番に送って、自家受粉を防いでいます。

200823_hotaru_b2.jpg

↑ まん中のめしべが開いているのが、花粉受付中の雌性期で、

↓ ほらこっちのお花は、めしべの先が開いていないでしょう。こちらが雄性期
です。

200823_hotaru_b3.jpg

何にも考えていないようで、お花たちは色々工夫しているんですよ。



その先のムラサキシキブが一番の背高さんだったな。

200823_murasaki_s5.jpg

図鑑には高さ2〜3mになるって書いてあったけれど、もっと背が高いのも
見た事あるよ。

ほら、この株にもお花がどっさり。

200823_murasaki_s6.jpg

これは、今年の秋にはたくさんの実が見られそうですよ。楽しみだなぁ。



足下に地面にはノブドウのつるが伸びてきていました。

200823_nobudou.jpg

キレハノブドウって言われるかも…って言うくらい、切れ込みの深い葉っぱ
の株でした。



それからこの大きな葉っぱは、ヨウシュヤマゴボウ。

200823_y_yamagobo.jpg

6月だったからこの大きさだったけれど、今頃はどどーんと大きくなっている
だろうな。今日のおさんぽでは気がつかなかったけれど、今度、探しに行って
みよう。



薮からすくっと立ち上がって、折からのスポットライトを浴びているようなのは
サルトリイバラの幼植物。

200823_sarutori_i.jpg

どこかで安心してはびこれるところ無いですかね。刈られないで大株になれる所。
半透明の綺麗な花とむちむち実膨れる赤い実がどっさり実るのを眺められる所。
有ったら教えて欲しいわぁ。


今年、やたらに見かけるんですけど。一時はものすごく、数を減らしていた
エビヅルに。

200823_ebiduru.jpg

これもまた綺麗に葉っぱの並んだつるの先。一番端っこ先端が白いのが目印です。
実まで見られたら嬉しいなぁ。


この記事最後はエビヅルとコナラの幼樹が重なって葉を広げているところ。

200823_konara.jpg

何か、可愛いなぁって思っちゃったもので。



繰り返し同じものばかり撮ってしまいました。でも、それもまた定点観察ならでは
のこと。次回も変わり映えしないかも知れませんが良かったら、おつきあいくだ
さいませ。


posted by はもよう at 23:00| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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