2020年09月27日

ヤブカンゾウの花

土曜日は雨の中、都内にある実家まで行って来たんですが、状況が変わって
無駄足になってしまい、道ばたの草など撮ったりして戻ってきました。
明けて日曜日の今日は、午前中は暗い曇り、午後からは明るくなってほんの
短い間でしたが、陽も差しました。明日はお天気回復するそうです。
彼岸花は咲いたから、今度は金木犀が香ってこないかなぁ。

記事の方は7/12に隣町で撮ってきた写真の続き。こちらはヤブカンゾウです。

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今度は斜面の下の道を歩きながら、更に周りの様子をご紹介していきます。






この日の斜面は一部に草刈りが入って、すっからかん。

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まぁ、文句言っても誰も聞いてくれないので、仕方なく、草が生えているところ
まで歩きます。



生えてるところが無いじゃ無いんですよ。そして、草が生えているところには、

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ヤブカンゾウが咲いて居たりするんですよ。あぁ、有難い。



それからしばらく行って、数年前に初めてトゲヂシャを見かけた場所にやって来
ました。

2017/ 9/ 7付 「トゲヂシャとオニユリ」

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草むらから、異様に背の高い草が生えています。

羽状に裂ける葉っぱが水平じゃ無くて、180°回転して付くと言う特徴が良く

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現れて…居るように見えなくとも、

葉裏にトゲも太めの毛も見えなかろうと…

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多分もっと根元に近い葉っぱじゃ無いとトゲが見えないんですよ。

7月半ばにこれほどたくさんの、今にも咲きそうなつぼみをもっているのは、

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アキノノゲシじゃ無くて、トゲヂシャなんですよ。まだ咲いてなかったけど。



こちらの方にもボランティアさんたちが回ってきて、ヤマユリを保護しています。

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草刈り隊だって、むやみに刈ったりしません。ね、ちゃんと咲いているでしょう。

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まだつぼみがいっぱい付いている株も多数。あ、右端の草はヒヨドリバナです。
夏から秋まで白い小花をたくさん咲かせます。



夏が来れば草むらで、巨体を見せてくれるのはちょっと変わり種のタケニグサ。

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あまりに異質なその外見から付いた別名がチャンパ菊。チャンパとは南ベトナム
あたりのことらしいけど、いやこれ、自生種ですから。ケシ科の多年草です。




その向こうにもヤマユリ。

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大きなお花が、惜しげも無く咲くよねぇ。

ああ、こっちの株も背が高い。

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お辞儀しちゃっているけど。



そして、タケニグサと紫陽花の競演。

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梅雨時感が半端ない。



今度は、一度通り過ぎてから振り返りつつのヤマユリ。

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ひと目9輪ですよ。まぁ、贅沢だこと。



もちろんヤブカンゾウも負けては居ません。

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オレンジ色のお花をたくさん咲かせて居ます。

ここは春先に、カタクリやフキノトウを眺めたあたりです。

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で、斜面の上の方にはまた、青いアジサイの花。ここのヤブカンゾウもずっと
咲いててくれます。



こちらもヤマユリ。ボランティアさんたちが、ひと株ひと株添え木を付け、花が
終われば印をつけて、刈っちゃだめよってお知らせして守っている株の一つです。

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白い花びらに黄色のライン。赤い斑点にオレンジ色のおしべの葯。

この斑点がソバカスを連想させていや とのことで、ヨーロッパで品種改良する
ときには、斑点の無い品種を開発しようとご苦労されたそうですね。
ソバカス可愛いのにね。気になる人は気になっちゃうのね。



さて、このあとはちょっと寄り道。
公園の裏門に通じる谷の所に小さなお社があって、いつも前を通るときには
ごあいさつに立ち寄るのですが、

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この日は鈴をならそうとして、ちょっと綺麗なクモを見つけちゃいました。
サツマノミダマシ(薩摩の実騙し)。中型の綺麗な緑色のオニグモの仲間。

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京都や福井の方でハゼ(櫨)の実を「さつまの実」と呼ぶことからその名が付いた
とか。いやぁ、熟したハゼの実は灰色だし、ロウ質で覆われているし、若い頃の
実だって言うなら、他の実だってだいたい若い実の頃はみな緑色なんだけど。
形が似ているのかなぁ…しばしクモさんの画像とにらめっこしちゃいました。




さて、お参り済んだら「北向きの斜面」の下の道を、いつもとは反対方向に進み
ます。
次にやって来たのは「日陰の林」の手前のタラノキの下。

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トゲまみれの若木を何度か載せたことがありましたが、この日は枝の透き間に
お花の準備をしているのが見えました。

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拡大してみたけど、解ります?
お花は夏の終わり頃、白く泡立つように咲き、あっという間に黒くて丸い実になり
ます。ねらってみるけど、いつも遠くてうまく撮れません。



そこからちょっと歩くと「日陰の林」。北向きの斜面の我が家に近い方の端っこ
なのでこちらから回ることの方が多かったのですが、この日は先にカタクリの保護
地のヤマユリを見に行ったので、順路が逆になりました。

「日陰の林」で前回見たのはヤマウルシとムラサキシキブの花とか、若い実が
付いたよとかそんなところかな。

2020/ 8/24付 「ウグイスカグラの実」 6/10撮影

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この日もまだ、そんなところ。ヤマウルシの実はだいぶできあがって、ロウが周りを
包み始めましたね。ムラサキシキブの実は秋深くならないと色づかないかなぁ。


この前にもヤマユリの大株がありますが、残念ながら今年はタイミングが合わなくて

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つぼみまで。過去記事にはたくさん咲いた時の豪華な花束みたいな画層はあります
けどね。


数歩進んだ先にはガマズミ、サワフタギ、ウワミズザクラと初夏の木に咲く白い花が
並んで居て、一時は通い詰めた所なんだけど、ガマズミが最初に弱り初め、今年は
サワフタギが丸坊主になるほどの食害を受け、ウワミズザクラに全く実が付かないと
言う有様で、見るものなし。

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ただただ、まん中のサワフタギが食害から少しずつ回復しているのを眺めて、来年の
お花を楽しみに待つばかり。
そう思ってみると、樹木の一生にもいろんな事があるのだなあ。



それから、不思議なくらい何度草刈隊が通ってもめったに刈られないウドの大木。
たまに刈られてもすぐ翌年には復活しちゃうし。

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今年も健在です。誰かがわざわざ植えたのかなぁ、育てているのかなぁってくらい
大事にされてます。まぁ、私としても被写体の少なくなる晩秋に、花や実を見せて
くれるのでありがたい存在ではありますが。



この記事最後も、薮の中のヤマユリの花。

200927_yamayuri8.jpg

面倒見てもらっても、もらわなくても咲くときは咲きます。ただ、薮の中だと、
見物しづらいだけ。



帰り道、坂を登るところから自宅のそばまで。7/12の写真、次回が最終回になり
そうです。良かったらまたおつきあいくださいませ。



posted by はもよう at 21:15| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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