2020年10月05日

木の実、草の実準備中

今日は小雨ぱらつく朝からの…曇りの一日、午後遅くになってから急速に晴れて
明日のお天気に期待を持たせる終わり方で日が暮れました。いよいよ、金木犀の
香りが街中に漂って、秋らしさが更にましてきました。日の落ちるのも早くなり
夜鳴く虫の声も心なしか少なくなったような気がします。ベランダのヤマジノ
ホトトギスも次々に花を開いています。秋ですねぇ。

記事の方は7/29のおさんぽの続き。

201005_o_dokoro1.jpg

引き続き雑木林ゾーンを歩いているのですが、ヒマラヤスギや樫の木が並ぶ
うっそうとしたところを抜けましたので、ちょっと明るい木陰の道です。
相変わらずの雨、フェンスに絡んだオニドコロのめばなが可愛かったです。





雨だれみたいにたくさん下がっていますね、オニドコロのめばな。

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これがみんな楕円を3つ貼り合わせたような実になって、初冬にはユリの花の
ように開いて、タネをこぼします。



次に見つけたのはイヌツゲの丸っこい葉っぱの陰に付いた若い実。

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これが後に黒く見えるほど濃い色に熟して、可愛らしく枝に並びます。



次に見つけたのはマユミの実。GWの頃、地味なお花を咲かせましたが、若い実は
最初、プレゼントボックスの様な四角っぽい姿になります。

201005_mayumi.jpg

秋になる頃、もうちょっと丸く変化して、それから紅梅色に色付きます。
梅のような色なのに、梅ではないものが枝に並んで居るぞと不思議に思われるかも
しれません。熟し切ったら割れて、中から真っ赤なタネをこぼします。マユミの
見せ場は、花より華やかな実が色づく頃かも知れませんね。



草むらにこんな複雑な形の葉っぱ。これで、綺麗な花でも咲いたら花だんで育てて
もらえるのかも知れないけれど、

201005_butakkusa.jpg

残念ながらこちらはブタクサ。オオブタクサほど大きくはならないけれど、
そこそこ迷惑がられる花粉症の原因とされる地味なお花を咲かせます。
だって風媒花なんだもの、仕方ないのよねぇ。



梅雨最終盤の草むらはいろんな形の葉っぱでいっぱいです。

201005_kusamura.jpg

良くまぁ、こんなに色々デザインなさいましたね。創造の神様のお仕事はすごい
です。

あれれ、この艶のある葉っぱ。

201005_k_karasu_u.jpg

もしかしたら、キカラスウリだったりします?それだったら、いつかお花や実まで
見られるかなぁ。ちょっと楽しみ ♪




最後の、一番小さい株のヤマジノホトトギスの生存を確認。

201005_yamajino_h.jpg

お花が咲く、秋までご無事で(^▽^)ノ"



そばの草むら、ヤハズソウの葉っぱがころっころの水玉をのせていて綺麗。

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うわぁ、やっぱりマメ科の葉っぱは雨の日に見に行かなくっちゃね。



雑木林ゾーンの端まで来たら、今度はシャリンバイの若い実を見かけました。

201005_sharin_b.jpg

白いお花を見ましたよね。この実がこれから、真っ黒に見えるところまで徐々に
色付いていきます。途中の色の変化も好きなので、また見に来たいと思います。



さて、折り返して公園の中程へ向かいます。初夏に白い小花を眺めたイボタノキ。

201005_ibotanoki1.jpg

葉っぱは相変わらずだけれど、枝先に小さな丸い実が付いています。

西洋イボタ(プリベット)だと思って居たら、自生種のイボタノキだったのが
判明したのが今年のこと。
どうしてプリベットじゃ無かったんだろうって思っているうちに、ふと、イボタ
ノキはライラックの接ぎ木の土台になるという記事を見つけました。それで思い
出したのが、この場所、数年前までライラックが咲いて居たんです。そういえば、
今年は咲いて居なかった。

201005_ibotanoki2.jpg

つまり、ライラックが枯れて、土台のイボタノキが勢いを盛り返しちゃったって
こと?それなら納得がいきます。さて、この枝先の実が色づく頃また見に来よう。



そうそう、同じ植え込みに一緒に絡んでいたのはこちら。

201005_t_umemodoki1.jpg

まるで普通の木みたいだけれど、これでもつるを出してあたりに絡んでいたん
ですよ。

そしてこの頃、葉っぱの付け根に丸い実をつけます。花落ちがちょっとまっすぐ
とがって居るのが特徴的。

201005_t_umemodoki2.jpg

これはつる性樹木のツルウメモドキです。実は黄色く熟して、乾いた殻になり、
中から朱赤の仮種皮におおわれたタネが顔を出します。趣があるので花材として
売られたりもします。色付くまでどうか刈られずに残っていますように。



さて、さらに進んで人口の小川のほとりへ。雨の中、盆花ことミソハギが咲いて
いました。

201005_misohagi1.jpg

可愛いピンクのお花も雨に濡れています。このお花は、水を含ませお盆の祭壇や
お墓、玄関などで、しぶきを飛ばすという使われ方をする地域が複数あるそう
です。喉の渇きを和らげる効果のある薬草という紹介もされますので、亡くなった
方の喉が渇かないないようにという願いがあるのかも知れないなぁと思います。
優しい思いやりの花なのかもですよ。



小川のほとりの草むらは、ハイメドハギとネコハギの葉っぱがいっぱい。

201005_h_med_nikohagi.jpg

細長い葉っぱがハイメドハギで、丸い葉っぱがネコハギですよ。どちらも秋には
白を基調とした蝶型花を咲かせます。ハイメドハギの花には青紫のワンポイント
が付いていて、ネコハギには赤紫のワンポイントが付きます。


人工の小川の水の中にはサンカクイが育っています。

201005_sankakui1.jpg

茎の断面が三角形で、別名は鷺の尻刺し。草丈の絶妙な表し方です。

201005_sankakui2.jpg

茎の先にお花が咲いて、お花の先の部分は苞なんですって。

201005_sankakui3.jpg

おしべがいっぱい出て居ますね。カヤツリグサ科ホタルイ属の多年草です。



小川のほとりにはオニグルミ。

201005_o_gurumi.jpg

この姿、もう何度も見ましたよね。秋までじっくり成熟します。



こちらも何度目かの登場、トゲヂシャです。

201005_togedisha1.jpg

雨に濡れちゃって良く解らないけど、

201005_togedisha2.jpg

お花が咲いて居たんですね。


更に小川に沿って歩いて行くと、今度はヒメガマの穂。

201005_himegama.jpg

まぁ、相変わらずよね。綿になってはじけるのはいつ頃かな。


そのそばにもミソハギが有りました。

201005_misohagi2.jpg

小川が似合うよね。このあと半月くらいで旧盆ですよ。



小川のほとりからちょっと上がったところにコブナクサの群落があります。

201005_kobuna_k1.jpg

チヂミザサみたいに葉っぱが波打っているけれど、アシボソよりずっと
まっすぐ立ち上がっているのがコブナクサ。

結構お気に入りの草なんです。

201005_kobuna_k2.jpg

このあと短い穂を立てます。
コブナクサって、葉っぱの形がお魚のフナに似ているからなんですって。
秋になって穂が立つ頃、また見に来たいな。



7/29のおさんぽはあと1回くらいでおしまい。公園を後にして、ご近所花だんを
巡って、最後に小鳥さんの巣作りに出くわしました。
良かったらまたおつきあいくださいませ。



posted by はもよう at 20:26| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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