2020年10月12日

黄烏瓜の花と辛夷の実

今日は予報にて出来たよりはだいぶ良いお天気寄りで、陽も差したし、爽やかで
気持ちがよかったです。こんな日が続けば良いのになと思いました。今夜は雲が
多めで冷え込みは弱く、明日は少し暖かくなるそうです。キンモクセイの花が
すっかり散ってしまいました。咲くのをずいぶん長いこと待ったけれど、あっと
いう間でした。金木犀が散ったら、次はサザンカかなぁ。

記事の方は8/5のおさんぽの続き。隣町の公園に着いて、公園に立っている栗の
木の下で、まだ小さいイガイガを見上げます。

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今年もたくさん実りました。お味はどんなかな?






覚えてますか?6月に白いひものようなおばなとちっちゃなめばなをつけて居た
栗の木。ひと月半くらいでここまで変化して、後は中身の充実を図るのみ。

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イガ一つに3つずつ。トゲトゲで守って大事に育てるのは、人にとっては秋の
美味しいお楽しみだけれど、栗の木にとっては大切な次世代の命です。
そう思って見上げると、随分と大事に守っているのだなぁと思います。



さて、真夏のお楽しみ、この先に毎年、朝になってもしぼまないカラスウリの花が
咲くので、それを見るためにちょっと回り道。

201012_k_karasu_u1.jpg

カラスウリはカラスウリでも、ちょっと違う種類のキカラスウリです。
朱赤じゃ無くて、黄色いウリが実る、黄カラスウリ。

朝になってもしぼまないとは言っても、綺麗に開いているのは少数です。
有るかな?  あ、ほら、しぼまずに残ってた。

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これがカラスウリなら、確実に丸まっているところです。お寝坊バンザイ。
あ、画面の端っこでマメコガネがデート中でした。
世界中のあちこちで葉っぱを食い荒らしている悪名高いジャパンビートル。
ちょっとぉ、悪名を広げないでよねぇ。


カラスウリとキカラスウリ。似ているようでだいぶ違います。

201012_k_karasu_u3.jpg

朝になっても、いくつかのお花はしぼみきらないし、葉っぱはやたらにつやつや。
若干小さめ。

201012_k_karasu_u4.jpg

それから花びらの先は尖らずに2つに別れるような形。

細かく言うとつぼみの形も違うんですよ。カラスウリのつぼみは丸かったけれど、
キカラスウリのつぼみはあんまり丸さとか目立たなくて、素っ気なく萼が閉じて
居るだけ。

201012_k_karasu_u5.jpg

でも最大の特徴は実るウリが黄色いってことですよね。天花粉(あせもよけ)の原料
になったらしいですよ。いま、天花粉って言っても何のことか通じないかなぁ。

ただ、ここにたくさん咲くのはみんなおばな。未だに黄色いウリを見たことがない
んですよ。うっかりメスの株が芽を出さないかなぁ。



そばに並んで居るのはコブシの木です。春咲きに白いお花をたくさん咲かせていま
した。

201012_kobusi1.jpg

その木が8月にはどうなって居るかというと…こんなことになってます。
私、これを初めて見たときの驚きを覚えていますよ。うわっ、なんて大きな虫こぶ、
それとも病変かしら?ってね。

中にはこんな赤くはれ上がっちゃっているのもあって、なにこれ?!って思いまし
たよ。私時々、ネットの掲示板で花や木の名前を尋ねるのを見るのですが、これ、
毎年載りますよね。そのくらい衝撃的な見た目ですもの。

201012_kobusi2.jpg

でもね、これで正常です。いつも通りの若い実です。

あの、真っ白いお花のまん中にあったちょっとゴツめのめしべの その後の姿です。

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↑ こうなるのが理想で、

↓ 時々、出来損ないます。

201012_kobusi4.jpg

そして、条件は何だか知らないのですが、時々、コケティッシュなピンクに
色付きます。ほろ酔いのほっぺみたいな色ですね。

モクレン科のお花は結構、こういう感じで、めしべがぼこぼこの実になるお仲間が
多いんですが、まぁ、コブシの実はまだ良い方ですよ。ハクモクレンの実なんて、
コブシの実の出来損なったみたいな方が主流ですから、たいがいぎょっとする姿に
実りますよ。

秋が深まって、中の実が熟成するとこんな風に緑の皮が黒く枯れてはじけ、
中から朱赤の実が出て来ます。周りの果肉が美味しいらしく小鳥たちが競って
食べに来ます。

201012_kobusi5.jpg

食べたあと落とすタネが綺麗なハート型で、晩秋のお楽しみになっています。
とびきり綺麗なハート型のチョコチップそっくりのタネ ♪ 拾えたら良いこと
ありそうな気がしますよ。あ、お腹を通っていないのでばっちくないですよ。



公園の横をすり抜けて、裏の北向きの斜面を目指して坂を下ります。

201012_mame_a.jpg

坂の入り口に小さな葉っぱ。小さな朝顔、マメアサガオの葉っぱです。
久し振り〜。お花が咲くのは秋になるかなぁ。



北向きの斜面の手前の端「日陰の林」です。ここの名物、一面のカラスウリの
葉っぱは今年も健在。

201012_karasu_u.jpg

何度も言いますが、カラスウリの葉っぱはつや消しの濃いめのグリーン。
さっき見たキカラスウリの葉っぱは、つややかなグリーン。ぜんぜん違う
でしょう。不思議です。



あ、今日のお目当ての1つ、コバギボウシが咲いて居ました。

201012_k_gibosi.jpg

去年は咲いているうちに撮りに来られなかったから今年こそはと思って居たのに、
この、異常に長い梅雨。梅雨明けが遅れたから、いつ咲くのか見当が付かなくて、
とりあえず様子を見に来たんだけれど、咲いてた。今年はちゃんと咲き初めを
見られそうです。ああ、良かった。この先にもたくさん咲くだろうから、ぐるっと
見てこよう。



雑木林の木々の枝が張りだした下のうっそうとした草地に、ノダケが丈高く並んで
居ました。

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すくすく育って、渋くて趣深いお花を見せてね。



なぜだか毎年刈られずに残っているウドの大木も健在です。

201012_udo1.jpg

おっきいの。こんなに育っちゃったら、硬くて食べられませんよ。

新芽が次々伸びているけれど、まだお花の季節には早いかな。

201012_udo2.jpg

ウコギ科なので、ヤツデに似たような花と実をつけます。



前出の 木や花の名前を尋ねる掲示板で質問されていたので思わず撮っちゃいました。
地味で変な草、エノキグサです。エノキの葉っぱに似ているからエノキグサ。

201012_enoki_g1.jpg

まぁ、変わりものぞろいのトウダイグサ科なので、しょうがないっちゃしょうがないん
ですけど、変なやつです。
花らしい花が付かなくて、こんなの(白矢印)が付いているんですから。

201012_enoki_g2.jpg

でもこれこそが別名のアミガサソウと言う名の由来にもなっためばななんです。
案外、普通にどこにでも生えてる雑草です。以後お見知りおきを。

2007/ 9/20付 「エノキグサ」



夏の花らしい花がまた咲いて居ました。

201012_hiyodori_b1.jpg

ヒヨドリバナです。

高原の爽やかな風が似合いそうですが、下界の我が家のそばでも咲いてくれるので
有難いお花です。

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夏中咲いて、秋になってもまだ咲いてくれるつきあいの良いおなじみさんです。
今年もよろしくね。



しばらく歩いて、公園の裏口に通じる谷の所、小さなお社の後ろの涸れ沢です。

201012_karesawa.jpg

雨上がりにしか水の流れない沢というのもおこがましいささやかの場所ですが、
今年の雨の多さで、何だかいっぱしの沢に見えるくらい水が流れています。
ちょっと遠くまで来たような気がするじゃ無いですか。有難いです。



谷の暗いところに毎年生えるヤマジノホトトギス。

201012_yamajino_h1.jpg

今年の生存確認も致しました。

もうひと株も無事です。

201012_yamajino_h2.jpg

無事にお花が咲きますように、うまく見に来られますように。



この場所の主のように、来る度必ず挨拶する大きなムクノキ。

201012_mukunoki.jpg

今日も立派です。


周りの雑木林も、木々の緑が濃くて木陰が涼しくて

201012_zokibayasi.jpg

一息つける場所になって居ます。

さて、裏門から公園の中に入ってみましょうか、何か見つかるかな。


次の記事では小さなものから大きな花まで色々取り上げます。良かったらまた
おつきあいくださいませ。


posted by はもよう at 22:51| Comment(2) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
私もつい最近のお散歩でエノキグサを見かけました。
久しぶりだなぁと思いましたが、
まぁお散歩さぼっていますからね^^

モクレンの実、果肉がおいしいのですか。
鳥さんがやってくるのですね。
つい最近になってやっと
イヌザンショウとかヌルデの実があると
注意するようになったのですが、
モクレンの実も気を付けて見てみます。
まだ鳥さんがそれらの実をついばむのを見たことがないのですが、
きっと見えてないのでしょうね^^

次の記事の粘菌のお話も驚きました。
お友達に進められて粘菌の本を買ったのですが、
どれでしょう。
ツノホコリとかなのかな。
粘菌も見たことないのではないかなぁ
きっとあちこちにあるだろうに、
節穴のような目です^^
Posted by ブリ at 2020年10月14日 07:48
ブリさん、こんばんは。

あ、私も今日、エノキグサを見かけましたよ。
季節なのかなぁ。
地味ですけどね。

コブシの実には、ファンが多いみたいですよ。
小鳥さんたちがみんな食べちゃいます。
私も食べているところを見た事はありませんが、
スギとかイチョウとか、絶対こんなタネは落ちないって
解っている木に限って、綺麗なチョコチップそっくりのタネが
落ちていたので、気づいたんです。
コブシのタネだって解るまでに結構時間がかかったんですよ。

イヌザンショウやヌルデの実ですか…、
きっとそちらの方が草木の種類が多くて、目に入り
きらないんじゃないですか。

粘菌のお話は忘れた頃に時々取り上げます。
リンクを張った記事の
ケバケバしたのを眺めたまさにその木だったんですよね。

木屑みたいなのはなんて言うのか解りませんが、たまに見ます。
面白いらしいんですが、これ以上迷路みたいな世界に
足を踏み入れるのもどうかなぁと、考え中です。

Posted by はもよう at 2020年10月14日 23:56
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