2020年10月25日

ヤハズソウの花

昨日はまた、都内にある実家へ行って来ました。まずやろうと思って居たのは
サルスベリの剪定、それから庭の草取り。いやぁ、また、ゴミ袋いっぱいに
枝や葉っぱがたまりましたよ。次の収集日をねらって、また行かなくちゃ。
開けて今日は、もう素晴らしく良いお天気。布団を干して、掃除をして、おさ
んぽもちょっと考えましたが、見られるお花のあても無かったので、そのまま
換気扇だの排水口だのの掃除までして、結局、どこへも出かけませんでした。
お使いにちょっと出たきり。でも、家に居ても気持ちの良いお天気でした。
お布団も今までに無いくらいふくらんだし。やっぱりお日様は有難いです。

記事の方は8/10のおさんぽの続き。

201025_yahazu_s1.jpg

また池の方へ向かいます。池のほとりの日当たりの良い地面にはヤハズソウが
這っていました。








ヤハズソウはマメ科ヤハズソウ属の多年草。東アジアにヤハズソウとマルバ
ヤハズソウの2種があるだけって、図鑑に書いてあります。
そっか、他には無いんだ。

201025_yahazu_s2.jpg

いえね、この公園のヤハズソウは、日当たりが良くて他の草が無い場所と、
雑木林の林床などで他の草と競争しながら生えている場所とで、姿があまりに
違うので、もう一種類くらい仲間が居るのかな?ってずっと思って居たんです
よね。

201025_yahazu_s3.jpg

そっか、居ないんだ。やっぱり、日陰のヤハズソウも、日向のと一緒の
ヤハズソウなんだなぁ。



で、また、水辺に近づくと、ここにもやっぱりコケオトギリ。

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ちっちゃいなぁ。


そしてアゼナ。

201025_a_azena1.jpg

過去記事のよると、葉っぱにぎざぎざが無いのはアゼナだから…
これはアゼナでいいはず。

2010/ 8/11付 「水辺の小さな花」 アゼナ解説

201025_a_azena2.jpg

お花を覗いておしべが4つ揃っていればアゼナの証明が出来たんだって。
いやぁ、中覗くの難しいくらいちっちゃい花なんだけど。

それから、撮るのも大変なくらいちっちゃいウリクサ。

201025_urikusa.jpg

ピントが合わなかったよ。

そして、過去記事の頃から、名前の解らないちっちゃなオトギリソウ属の花。

201025_otogiri_s.jpg

この日はお花はもう終わっちゃって実が出来ちゃってました。…ってか、
早くない?



それにしても、過去記事の頃と比べると、水辺のお花の数が減ったなぁ。
なんて思ったかどうか忘れたけど、池のほとりからもどると、やけに近くで
ツクツクボウシが鳴き始めました。すぐ側の木に居そう。見つけたい。
どこに居るんだろう。池のほとりのシダレヤナギの下で、粘ってみました。

201025_tukutuku_b1.jpg

セミ探しもだいぶ年季が入ってきて、シルエットで探す技も会得しました。

木の幹におかしな出っ張りがあればそれがセミかも。じっくり眺めてまわり
ます。

201025_tukutuku_b2.jpg

ほらね、羽が見える。これ、セミだわ。カメラの望遠ぎりぎりぐらいの
柳の木の上の方。

何とか姿をとらえられないかなぁ。

201025_tukutuku_b3.jpg

まだ粘ります。ほら、あのあたり、あの辺。うまくピントが合わないかな。
カメラをもつ手がぶるぶる震えちゃうくらい長いことにらめっこ。
撮れた?

201025_tukutuku_b4.jpg

撮れたよ。ほら。うわぁ、目立たないねぇ、すごいカモフラージュ。

綺麗に撮れた姿は過去記事で ↓。

2010/ 8/19付 「ツクツクボウシ探し」
2006/ 9/29付 「9月に出会った虫」


そうか、なかなか見かけないわけですよ。人間の手の届かないところで
鳴いていたんだね。

その後もっと細い枝の止まって居るもの見つけたんですけど、

201025_tukutuku_b5.jpg

どうしても、ピントが合わなくて、見つけられたよって言う証拠写真
しか残せませんでした。でも、木の高いところにいるツクツクボウシを
見つけられるようになったことは嬉しいことでした。また一層頑張ろう。



見上げすぎて首が疲れたので、そろそろ他のものをと思ったら、池に面した
植え込みから、なにやらにょきっと背の高い草が伸びていました。

201025_togedisha1.jpg

あらま、あれ、トゲヂシャですよ。

数年前から見かけるようにあったらあっという間に広がりましたねぇ。

201025_togedisha2.jpg

ほら、とっても大きなお花の穂。一つ一つのお花は小さいし、いっぺんには
咲かないのに、ずいぶんたくさんの綿毛。

いろんな葉っぱがごちゃごちゃしている下の方で、

201025_togedisha3.jpg

特徴的なトゲヂシャの葉っぱも見つけました。
なんか、ちょっと増えすぎじゃない?



また雑木林の下に戻って歩いて行くと、ちょっと先に今までよりは背の高い草の
群落。

201025_inukoju1.jpg

近づいて眺めて、ちょっとにやり。

201025_inukoju2.jpg

これ全部イヌコウジュです。以前は少なかったけれど、増えたなぁ。これ全部
イヌコウジュ?すごい大群落。
ちっちゃいけれど、萼まで合わせたら味わいの深い写真が撮れそうな素敵な被写体
が、こんなに?楽しみだわ。


それからこのイヌコウジュの周りを囲む葉っぱは何だろう。

201025_inukoju3.jpg

アシボソに似ているけれど、更に背が高くて、メヒシバのような細い穂を出す草。
図鑑を見たら、アシボソの隣にササガヤ(笹茅)と言う草が載っていて、それかも。
もしかしたら。



道の反対側は相変わらずのつる草天国。

201025_turukusa.jpg

カラスウリ、エビヅル、ヤブガラシ…絡まり合って何がなにやら。



この道、並んで居る樹の中に、カヤ(榧)があるんですよ。ササガヤのカヤとはまた
違うカヤ。イチイ科カヤ属の常緑針葉樹。

201025_kaya.jpg

特徴的な葉っぱに、今は、ちょっと細長い丸い実をいっぱいつけています。
中からアーモンドそっくりのタネが出てくるんですよ。タネからは灯明に使う
油が採れます。食用にもなるそうです。成長は遅いけれど材は緻密で美しく、
櫛や碁盤や将棋盤に使われます。



また、背の低い草の並ぶ道を歩いて行きます。

201025_miti.jpg

今度は春にジシバリとかフデリンドウを愛でたあたり。

大きな木の根元にヤマノイモが絡んでいます。

201025_yotuba_m1.jpg

その中の小さな草に目をとめました。

これ、ヨツバムグラじゃ無いかなぁ。

201025_yotuba_m2.jpg

綺麗に4つ揃った葉っぱが密に縦に並ぶ姿が、ヒメヨツバムグラとは違うから。
茎の先に白いお花が固まって付く感じもヒメヨツバムグラとは違うから。



公園の端まで来ました。

201025_inuside1.jpg

ここに立っているのはシデ三兄弟のイヌシデ。1本だけ離れて立っています。
そういえば今年はあまり実が付かない年でした。何の加減かなぁ。

201025_inuside2.jpg

この日は、一枝だけ紅葉していました。あんまり梅雨が長いので、夏は来ないものと
諦めて秋の支度を始めたんじゃ無いよね。つゆ、開けたよ。



時々セミを追いかけつつ、回ってきたこの日のおさんぽ。最後に見上げたのは
やっぱり今年も、セミの抜け殻が一番多かったキリ(桐)でした。

201025_kiri1.jpg

解ります?ひと目に三十個は入ってきます、セミの抜け殻。

201025_kiri2.jpg

ほら、1枚の葉っぱに3つも4つも付いてます。同じ晩に羽化したわけでは無い
でしょうけれど、すごい‘密’です。

201025_kiri3.jpg

↑ こっちは4匹。

↓ こっちはなんと1枚の葉っぱに抜け殻6匹。

201025_kiri4.jpg

この木の枝に、セミのお母さんが卵をたくさん産み付けたんでしょうね。

地面の下には来年、再来年の羽化を楽しみに、幼虫ちゃんたちが暮らしているかも
知れないんですね。

201025_kiri5.jpg

でもこのキリの木、そんなに大きな木じゃ無いんですよ。セミさんたちも出て来たら
びっくりするかもねぇ。おっきな葉っぱのキリの木さん、たくさんのセミさんたちが
頼りにして居るみたい。今後ともよろしくお願いします。



梅雨明け後は日照り続き、毎日35℃越えの猛暑日続きで大変でしたよねぇ。
東京では7月に雨が降らなかったのは1日だけで、8月の雨が降ったのは1日だけ
だったそうです。もうちょっと、平均にならして頂けると有難いけど、どうなん
でしょ。
次回は、土手で撮ったヒガンバナの親戚みたいなお花とついでの花だんの花を見て
頂こうかな。やっと梅雨明けと思う間も無く、季節がどんどん進んじゃうので
面食らっていた頃ですよね。



posted by はもよう at 22:52| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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