今日で一段落で、明日からちょっと緩むらしいんですよ。服装選びに結構
迷いますよね。換気もしなくちゃならないから、中途半端に窓を開けてたり、
いつもより寒い冬になりそうですよね。今日もちょっと心配しながら出かけ
ましたが、何とか無事帰ってきました。洋服屋さんの宣伝が、換気してても
暖かい服特集だったりします。新しい生活様式、探り探りですねぇ。
記事の方は8/30のおさんぽの続き。

隣町へ行く道の途中、いつも立ち寄るコミカンソウの群落。
今年は6月の低温、7月の多雨、8月の日照りのどれが影響したのか解りま
せんが、例年よりずっと数が少なく、

道路近くのアスファルトのそばだけこんな風に'密'に茂っています。
でも、今までたくさん生えていた場所は、相変わらず枯れ草ばかり。
もしかしたら誰かが除草剤を撒いたのかなぁ、なんて考えたりもしています。

なにせ、人の暮らしに隣り合わせた場所で育つ雑草ですから、こんな扱いも
ありますよね。
枯れ葉の中で頑張って育った株には順調に実が育っています。

マメ科みたいな小葉の並ぶ葉っぱですし、夜はマメ科の葉のように閉じて眠るの
ですが、トウダイグサ科です。

もうちょっとアップにしてみましょう。可愛い実は極小のミカンの形。もちろん、
あの食べるミカンとは全くの別物ですけどね。
ご近所は普通と丸葉のヤハズソウとカタバミとコニシキソウ、オオニシキソウ。

こちらでご一緒しているのはヤハズソウの葉っぱかなぁ。
道ばたのエノコログサはますます秋の風情が濃くなってます。

何度も言いますが、まだ8月の末ですよ。昨日撮ってきた写真じゃ有りませんよ。
更にどんどん歩いてガガイモの生えているあたり、葉脈が浮き出た葉っぱに
白い花の穂。

咲いたら撮ろうと思っているのに、また、つぼみ。

咲く花の数は少ないし、タイミングは合わないし、お花…咲いてないかなぁ?
あ、1つだけ咲いてたぁ…って近づいたら、あらまぁ、またあのハロウィン
カラーのカメムシちゃん。今度はまた団体で。

えっと、名前は、ジュウジナガ(十字長)カメムシ。可愛いでしょう。
途中にいろんな木が一緒に植わっているところがあります。周りがハナミズキで、

中程の緑の木、左はナンキンハゼで、右はアオギリ。

ほら、葉っぱを拡大したら解るでしょう。アオギリは前に見たのと一緒。
ナンキンハゼは秋には見事に紅葉します。
この先の道ばたの雑木林は、幼樹が並んで居る場所。

↑ アカメガシワ。
↓ アオギリ。

↓ そして、オオチ。

または、双葉から芳しく無い方のセンダン。
アキノノゲシもお花の準備を始めていました。

↑ こっちのはちらほら咲き初め。
↓ こっちのはこれから。

株によってばらつきがあるから、しばらく楽しめそうですね。
大きかったケヤキの切り株。

歩道の縁で咲いて居たのはセンニンソウでした。
秋の初めに清楚な白い花を咲かせる、野生のクレマチス。

低木の上に覆い被さってはびこっちゃう、ちょっと困ったつる性植物です。
お花は…あ、これ、花びらじゃ無くて萼です。萼が4枚。

めしべ1つにおしべは多数。
ユニークなのは、葉の軸で絡んでいくところ。

巻き付いたり、巻きひげを出したりしないんですよ。変わって居るでしょう。
低木に雪が積もったようにたくさん咲きます。

隣町の公園裏の斜面ではクズの葉と勢力争いをしています。
でもこの、途中の雑木林では、更にライバルが多そうですね。

クズ、カラスウリ、たぶんサオトメバナも絡んでいそう。
ヤブから飛び出して葉っぱを広げていたアオギリの幼樹。

ますますご立派に成長されています。お隣はムクノキかなぁ。
それから、ヌルデ。

虫に食われなければ、秋にはオレンジ色に色付きます。一応、紅葉自慢の
ウルシ科の一員なので。まぁ、近づくとかぶれる…ってほどじゃないですけど
ね。
上から被さってきたのはヒノキの枝です。

たまに、八百屋さんや料理屋さんで食べ物を乗っけたのを見る事ありません?
殺菌効果を期待しているらしいですよ。
ヒノキにつくのは松ぼっくりならぬヒノぼっくりでしょうか。

4月に咲いた花が実になりかけています。秋にはまん丸な球果になります。
ああ、でも、実が小さいからもしかしたら、サワラかも知れませんね。
ちょっと進んで今度は、陽が良く当たっているセンニンソウ。

日向でも日陰でも、十分に良く育ちますが、やはり日当たりは良い方が機嫌が
良さそうです。
もりもり育って、たくさん花を咲かせて、

秋には名前の由来になった仙人のおひげのような綿毛(種髪)をつけます。
そうなったらまた、見に来なくちゃね。
8/30のおさんぽはまだまだ続きます。次回は公園に着いてから、あちこちで
実りの秋の準備状況を見る予定です。良かったらまたおつきあいくださいませ。
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