金曜日には夏日を記録しちゃうかも知れないそうです。いや、もう、11月も
半ば過ぎましたけど?出ちゃうのかな?夏日。寒い日もあったのにね。
記事の方は8/3のおさんぽの続き。最終回かなと思ったけれど、写真を整理して
みたら、あと2回分有りました。

一枚目は、公園を出て、斜面を下りきったあたりに生えていたアオハダ。
近づいてみると、ここの木の方が赤くなるのは早かったようです。

ほら、公園の中で見たアオハダよりも、実が赤くなって居ます。
枝いっぱいに赤い実びっしり。

葉っぱの時にはあまり特徴がなかったけれど、この赤い実がアオハダのチャーム
ポイントですよねぇ。
…と、なんかアオハダの下の、灌木の枝に何か下がってる。

そこそこボリュームのある白いもの。
いやいや、落ち着けよ…っと、近くにあるオトコヨウゾメの若い実なんかにカメラ
を向けたり…

実り初めのムラサキシキブの実なんかをチェックして、

もう一度視点を戻して…
いや、やっぱり見間違いじゃないよね。

めったにないチャンスだから逃さないように、落ち着いてシャッターを…
切って撮りました。オオミズアオ。

めったに出会えないけれど、それでもこれまでに4回くらいは見た事があるんだ
から、まぁまぁ居る方かな。
大きくて綺麗な蛾です。この個体はだいぶ羽が痛んでいるからもしかしたら
卵を産んでいるのかも知れないけれど、近づけなかったので何をしているのか
解らないし、表から撮れなかったけれど、でも、会えたんだもの、何でも良いよ。
居てくれてありがとう。またいつか会おうね。
あー、びっくりしてまだどきどきしてるよぉと思いつつ、おさんぽ再開。
北向きの斜面を歩きます。

斜面のヤブの中に大きなつぼみの大型の草。ダンドボロギクですね。
そしてその先には、今度はベニバナボロギク。

これも、年に1回見られれば良い方って言う程度には珍しい草。
ちなみに花が ↓ これで…

ボロギクの目印、大きな綿毛がこちら。

白くて立派な綿毛でしょう。
で、この日改めて気づいたんだけれど、この辺ベニバナボロギク、結構たくさん
あるの。

ほらこっちにも。
斜面を覆った大量の草の間に、オレンジ色の花と白い綿毛がほら、こんなに。

みんなが高いから目立ちます。ずっと上の方の白い物もベニバナボロギクの綿毛
ですよ。途中、お花も綿毛も目立たないけれど、同じ様な背の高い草が何本も
写り込んでます。うわぁ、何本有るんだろう。すごい群落。
またちょっと歩いて、手前につる草がたくさん絡まっているところをねらいました。

オニドコロにクズにヤブガラシにノブドウ…いろんな葉っぱがあるもんだ。
そして斜面を見上げると…さらに、どーんと。

いやまぁ、暑かったからねぇ。良く茂ったよ。
あ、画面まん中あたりの白いのは何だろう。精一杯の望遠で撮って拡大すると

センニンソウでした。ここでも咲いていたねぇ。
あ、あ、トゲまみれのタラノキの枝に、何か白い物が下がってる。

良く見たらこれ、カマキリの幼虫ちゃんの抜け殻。白kて繊細。綺麗だなあ。
ヤブの深い葉っぱの透き間に咲いて居た黄色いお花は…

ハルノノゲシかな?いつも咲いていますよね。
あ、こっちのヤブにはヤマジノホトトギスが何株かくっついて葉を茂らせている。

公園の株はみんな刈られちゃったんだよ。刈られずにここで咲いてね。
それからこっちのヤブの草の葉の透き間に覗くのは…

ムコナことシラヤマギクかな?
撮った写真を拡大〜!

ほら、質実剛健みたいな素っ気ないお花。硬派な野菊。きっとこの花を大事に
すると、ハンサムな婿さんになれるよ。
まだ頑張って咲いて居たコバギボウシ。

良い色だよねぇ。咲いててくれて、ありがとう。
今年の夏は、結局、短かったよね。

ヨウシュヤマゴボウもたいして実になって居ません。梅雨明け30日後だもんね。
例年なら、実の1房や2房は出来ていても良いくらいなのに。
次のヤブにもシラヤマギク。

今度はたくさんに枝分かれしてちょっと咲き始めたばかりの株。

茎の先の枝にズーム。あ、誰か虫さんが来て居ますね。誰かな?
今年はシラヤマギクのお花を撮れなかった気がしていたけれど、とりあえずこれ
だけ押さえられていて良かった。ヨメナに対してムコナ。しゅっとして背の高い
若旦那さんみたいな野菊です。会えて良かった、また来年ね。
8/30の写真あと1回分くらい残りました。公園の裏門に通じる谷とか「日陰の林」
とかを回って帰ります。良かったらまたおつきあいくださいませ。