こんなもんなんですね。以後気をつけます。土曜日に強い風が吹いて、イチョウや
ケヤキの葉っぱがだいぶ散ったようです。葉っぱが散りきったら、半年近く枝だけ
を眺めて過ごさなければならないんですね。そう考えたら、残っている葉っぱが
惜しくなってきました。堪能せねば。先ずは、まだ色付ききっていないイロハ
カエデから。
記事の方9/13に近所の公園を一回りしてきたときの写真から。ユリノキ並木を見上げ、
秋の兆しに夏の名残を眺めつつ歩いてきて、雑木林の林床を縫って進む道。

このあたりの地面を覆う葉っぱは、たぶんアシボソ。ササっぽい形の葉っぱだけれど、
もっと薄くて繊細で草の葉って感じです。

これで全開です。これ以上は開きません。お花よりも花後の真っ白で豊かな綿毛で
目立つ草です。
一足早い草もみじ。ヒカゲイノコズチの葉っぱが1枚だけ、思いがけないほどのピンクに
染まっていました。

奥の葉っぱに、カメムシちゃんが向き合っているの、見えます? 撮ってるときには
気づかなかったなぁ。なにカメちゃんかなぁ。
ショッキングピンクに色付くならこっちの方が得意なんだけれど…のヨウシュヤマゴボウ。

今年は何だか出遅れ気味。6月の低温、7月の日照不足、8月の猛暑と日照り…のどれが
お気に召さなかった?
ここまで来て、隣町のぉ公園にはたくさんあるけれど、

近所のこの公園では一度も見た覚えの無い葉っぱを見つけました。
隣町へ行くたびに撮っている、あの、ヤブミョウガですよ。あらま、どうしたの?

突然1つだけ、ぴょこんと咲いて居ました。今まで何度も通ってきたけど、葉っぱに
気づかなかったぁ。びっくり。定着するかなぁ。
それから、土手のヤマジノホトトギスが生えていた場所で、あっさり刈られてからの、
やり直しの葉っぱ探し。

うーん、見つからない。
それから、ヒマラヤスギの並木のところで、ようやく出てきた葉っぱを確認。

9月中旬で、この規模だと、今年中の復活は無いかなぁ。

そうそう、この木、ずっとヒマラヤスギってご紹介してきましたが、このたびしみじみと
見上げてみましたら、ずらっと並んでいるヒマラヤスギの中で、これだけサクラでした。
うわー、めんたま節穴過ぎ〜!!気付けよ、自分。
というコトで、改めまして、ヒマラヤスギじゃ無くて、桜の下の群落の裏側の葉っぱも
復活。

でも、やっぱり、今期中のお花は難しいかもねぇ。刈られる時期が遅すぎたよね。
まぁ、また来年。来年があるのが多年草。このくらいの事じゃ、へこたれないのが雑草魂。「
そして公園の第3コーナーを曲がったあたりの湿った林床、きのこがたくさん発生して
いるのを見つけました。

前の記事でご紹介したコガネキヌカラカサタケ、図鑑で調べたときにこんなきのこも
近くに載ってましたよ。それはツブカラカラタケって言うんですけれど、図鑑の写真は
似ていました。

ただね、こんなきのこ、図鑑に何十って載っているので、特定は出来ません。

このてっぺんだけ茶色くなっているのとか、キツネノカラカサって言うきのこに似てるし、
もう、こんななってたら、老菌なのか、別のきのこなのかも解りません。

やっぱりねぇ、きのこの名前調べは難しい。
あ、久し振りにあれ載せておきますか。公園のきのことのおつきあいについて。
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ここで、ご面倒でしょうが、いつものお約束です。
きのこの名前を調べるのはとっても難しいんです。図鑑の写真に似ていても、
それとは限らないし、ましてや、素人判断で食べられると思いこむのも危険
です。公園にだって毒きのこは生えますし、中毒事故だって起きています。
触っただけでやけどするきのこもあるそうです。
毎年、山できのこ採りしている人も、経験で安全と解っているものにしか
手を出しません。
このブログを書いている人は完全な素人です。あれかなこれかなって言って
いても全くあてになりません。
そこらに生えているきのこは、絶対食べない、出来たらあんまり触らない。
このお約束を守れたら、色も形も生き方も千差万別、奇想天外、こんなに
見ていて面白い生き物も、そうそう居るものじゃありません。ご一緒に
眺めて楽しみませんか?
イヌや子どもが食べちゃうといけないからって、見つけ次第踏みつぶし
ちゃう人も居るけれど、もったいないです。面白い奴らなのに。
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うっそうとした木陰が切れて、ちょっと明るくなったあたり、道ばたのアシボソを
良く見ると…

水玉がいっぱい付いている。
そういえば、9月はそこそこ雨が降って、この日も雨上がりだったような。

水玉が似合う葉っぱって良いですよねぇ。
それから、何度も眺めたキンミズヒキの有るあたり。

草の葉いっぱいのヤブの中でも存在感を発揮しています。

細い花茎に黄色い花を咲かせてきたキンミズヒキ。もうちょっと、咲いてます。
さてさて、何故かここのところ、公園のあちこちで猛烈に数を増やしている
イヌコウジュ。ここにもたくさん生えていました。

2005/10/ 4付 「イヌコウジュ」
2005/11/21付 「11月のイヌコウジュ」
9月を迎えて、いよいよ、地味きわまりないお花盛りを迎えます。

これから上へと伸びていく花茎の最初の数輪。ちっちゃいくせにちょっとずつしか
咲かないので、写真に撮るのが難しいです。

花期の初めの黄緑の葉っぱとピンクのお花。秋の終わりの、赤みを帯びた葉っぱや萼の
表情も素敵です。萼になってからの方がお花より目立つんですからねぇ。面白い花です。
15年前、初めて見つけた頃は葉をもむと良い香りがすると聞いても、数が少なくて
葉っぱをちぎるのがもったいなかったんですけど、今はもう、何これ??ってくらい
猛烈に増えています。これは隣町の公園裏の北向きの斜面でも同じ事。最近の気候が
お気に入りなのか、それとも成長を阻害していたライバルが居なくなったか。
さてさて、どうしたことでしょう。
アシボソに似た笹みたいな薄い葉っぱのこちらの草。

アシボソとは違う穂が出るんです。なんていう名前かなぁ。未だ特定されてません。
頑張れ、私。
一緒に生えているのは瓶ブラシみたいな花穂をもつチカラシバ…のはず。

雨に濡れすぎていつもと表情が違いすぎて、ちょっと迷うけど。
それから、これも、隣町の公園裏の北向きの斜面にはいやって言うほど生えているけれど、
近所のこの公園ではあんまり見なかったヌスビトハギ。

そこそこ増えていました。悪くないよねぇ。
誰かがひっつき虫をひっつけたまま、どこかから運んで来たな。

新たなひっつき虫が実りましたよ。
この形、最近の見立てでは、盗人が抜き足差し足、忍び足…する足の形 では無くて、
サングラスとかビキニの上だけなどに見立てるようです。あら、情緒が…。

お花は安定の可愛らしさ。画面左上の端の方、花びらから若い実が付きだした花が
有りますね。可愛い?不気味?なんかおもしろい?
9/13のおさんぽもうちょっと続きます。この先で、まだまだ若い実を見つけたり、
地味な花を見つけたりします。良かったらまたおつきあいくださいませ。