2021年01月13日

月下美人の花

昨日都心では初雪が舞ったようですが、我が家周辺にはほぼ影響無し。朝、
フロントガラスの凍結具合を見て、冷え込みの厳しさを感じましたが、日が
出れば我が家のリビングは暖房いらず。ステイホームで静かに過ごしました。

記事の方は10/20の朝、見かけた月下美人の花について。

210113_gekkabijin1.jpg

驚いたのは、夏の夜咲く花とばかり思っていた月下美人が、秋の日の朝に
咲いていたこと。いやぁ、夜出てこなくてもいいし、写真に撮り放題じゃ
ないですか。この機会に、ちょっとあれこれ調べてみましたよ。







おととしも記事にしましたが、ご近所に月下美人を育てて、広く皆さんに
見せて上げようと思ってくださる 大変、親切な方がいらっしゃって、

2019/ 9/30付 「コムラサキと月下美人」 7/8撮影

誰もが見やすいところに鉢を置いてくださっていて、去年もつぼみがついた
のは何度も見かけていたんですよ。でもねぇ、やっぱり、夜出てくるっていう
のが、なかなか実現できないでまたひと夏、ずるずるとすぎちゃって…。

そうしたらこれですよ。出勤の途中だし、カメラはバッグの中だし、もう、
千載一遇のチャンスじゃないですかぁ。撮りましたよ。もう。あっちこっち。

210113_gekkabijin2.jpg

残念ながら、良い香り…は感じられなかったのですが、まぁ、それはまた
別の機会に譲るとして。いやまぁ、奇麗ですわ。


あ、でも、お花のつくりとしては、およそで見たサボテンのお花と造りが
一緒ですね。あれ、何サボテンだったかなぁ。

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でもって、前回、いろいろ疑問に感じたことなど調べてみました。
月下美人はメキシコ原産、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。

交雑種が主に流通するクジャクサボテンの中では珍しく、原産地からそのまま
取り入れられた原種だったそうですよ。
現地で受粉役を務めているのはコウモリだそうで、コウモリがつかまっても
壊れないだけの強度があるし、養えるだけたくさんの蜜と花粉が出るそう
です。

210113_gekkabijin4.jpg

ちなみに、咲いた花、しぼんだ花ともに食用になるそうです。どんな味なの
かしら?咲いた花は焼酎につけると保存できるそうです。台湾ではスープの
具にするそうです。わぁ、どんな味や香りだろう。


日本で古くから流通していたのは、一つの株から挿し木や株分けで増やされた
クローン株だったそうです。自家受粉を受け付けないのでクローン株同士じゃ
実ができなかったそうです。

その後、別の株が入ってきたり、国内で増殖させたりして、人工授粉で実を
つけることができるようになり食用品種も売られているらしいです。
果実は近縁種のドラゴンフルーツに似ているんですって。



さて、気になった体の造りについても見ていきましょう。
まずは葉っぱから花が咲いているように見えた件。

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ね、葉っぱからじかに花茎が伸びて、その先に大きな花が咲いています。

花茎の付け根を見てみましょう。

210113_gekkabijin6.jpg

なんか、葉脈みたいなものが赤く1本、花茎につながっています。

ほかの葉っぱも見てみましょう。

210113_gekkabijin7.jpg

例えばこの真ん中の葉っぱ。

いやこれ、サボテンでしょ。葉っぱって言っていいのかな。でも、便宜上、
今は葉っぱで。

拡大すると ↓ こんな感じ。

210113_gekkabijin8.jpg

葉っぱから花もありで、葉っぱから葉っぱもあり?しかも何だろうこれ。
ミサイルの尾翼みたいなの。

それから ↓ こっちも、葉っぱから葉っぱ?葉っぱでも花でも、出ようと
するところに葉脈みたいな筋が1本通っていますね。

210113_gekkabijin9.jpg

で、調べてみたらこれ全部、茎なんですって。葉状茎(ようじょうけい)って
いうらしいです。そういえば、「サボテンのトゲは葉が変化したもの」って
聞いたことありましたよ。

この月下美人でも本当の葉っぱは、葉状茎のくぼんだ所に産毛のように生えて
いるトゲだそうです。写真を拡大してみたけれど、見つかりませんでした。

210113_gekkabijin10.jpg

だから、葉っぱから花茎が伸びて変〜じゃなくて、茎から花茎伸びて普通〜。
茎から茎が出て普通〜っていうことです。わぁ、意外。なるほどねぇ。



それから、月下美人の花期は7月から11月だそうです。夏の花じゃなかったん
ですね。朝、こんなに立派に咲いていた理由はよくわかりませんでしたが、
夜しか咲かないはずのカラスウリでさえ、花期の終わりには朝方までしぼまず
に残っていたりしますから、そんなに不思議じゃないですし、画像検索したら、
10月に撮られた、明らかに日光を浴びたお花の写真がいくつもヒットしました
から、多分珍しい事じゃないんだと思います。10月まで待てば、きれいな写真が
撮れるかもしれませんよ。待てば海路の日和ありですね。



かつては、たった一株を愛好者で大事に育てていた、特別な花でしたので、
いろいろ伝説があったそうです。
元が同じ株だから、同時に咲くとか、年に一度しか咲かないとか、満月の夜に
しか咲かないとか。wikiによると全部間違いだそうです。



いやぁ、なんか神秘性は薄れちゃったけれど、誰にも手軽に栽培できるように
なったそうですよ。
奇麗ですし、見栄えがしますから、栽培する人がもっと増えてもいいかもしれ
ませんねぇ。

いずれにしても、この鉢を毎年、誰もが見える場所においてくださる方に
感謝しないといけません。奇麗なお花を今年も見せてくださってありがとう
ございます。また来年、いや今年もお願いします(-人-)。



次回は、同じ日に土手で見た秋の花と、以前咲いてた花のその後を見ていただく
予定です。良かったらまたお付き合いくださいませ。


posted by はもよう at 17:44| Comment(2) | 花だんの花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、こんばんは。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。記事を楽しみにしています。
私も喪中なので、お正月は初詣もなく静かに
暮らしました。
「ゲッカビジン」ですが、我が家にあり、fabに2005年9月の記事に食べたことも載せました。もし、よかったら索引からご覧下さい。
Posted by winc at 2021年01月13日 21:34
wincさん、こんばんは。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
あら、そちらも喪中でしたか。お悔やみ申し上げます。

まぁ、月下美人があるんですね。
しかも、食べたことがあるんですかぁ。
食べたら美人になれますかね?

記事、見せていただきますね(^^*)。
Posted by はもよう at 2021年01月14日 22:31
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