2021年01月15日

秋の虫たち

今日は午前中を中心に雲が広がり、日差しが無くて寒かったです。昨日とは全く
違うお天気で困っちゃいますね。それで明日はまた、気温が上がるらしくて、
本当に、体調の管理に気を付けたいです。それにしても関東には雨が降りません。
雲が広がっても何にも落ちてこないんですよ。水不足にならないのかしら?
ちょっと気がかりです。

記事の方は10/21におさんぽに出て見かけた小さな虫たちを中心にご紹介します。
久しぶりのカテゴリー「身近な生き物」です。

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一枚目は毎回歩き出しに撮っていることの多い、イチョウの木の根っこと落ち葉。






まずは隣町まで続く道の途中まで行ってみます。こちら、道路に出てすぐの草むら。

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相変わらず、ススキとセイタカアワダチソウとコセンダングサが生い茂っています。
たくさん咲いたメマツヨイグサはみんな実の殻だけになっちゃいました。


コセンダングサに止まっていたのはキチョウ(キタキチョウ)です。
従来、キチョウとされていた種が南北の2種に分けられることとなりました。
こちらはキタキチョウの方です。

210115_kityo.jpg

メスの方がちょっと色が薄くて、カップルで飛んでいると違いがよくわかります。
夏型は羽の端が黒いのですが、秋型はあまり黒くないそうです。これは秋型なの
かなぁ。幼虫ちゃんのごちそうはマメ科の葉っぱ。公園の萩の植え込みで飛び交って
いるのも、葉っぱをむしゃむしゃ食べちゃうのも、この子たちです。



コセンダングサ、二人目のお客さんはずんぐりむっくりしたフォルムがかわいい
オオハナアブちゃん。目(複眼)がくっついているので♂ですね。

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あったかそうなこげ茶のベスト、おなかに黄色い帯。大きな頭と丸いお尻がキュート
です。蜂っぽいカラーリングですが、刺しません。ハエの方に近い仲間です。
意外かもしれませんが、ハナアブの仲間の幼虫には水中で育つ子がいるんです。
オオハナアブの幼虫ちゃんも水中生活を送ります。ごちそうは腐食物だそうです。
さしづめ、池のお掃除屋さんってとこかなぁ?



クズの葉っぱの上で、はい、また会いました。号泣バッタこと、ツチイナゴ。
大きなお目目(複眼)の下の 涙に見える模様が目印。幼虫ちゃんの頃からずっと
変わらないツチイナゴの目印です。

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あぁ、お気に入りの葉っぱがクズの葉なんだって。だからかぁ。
仲間のほとんどが秋の途中で卵を残していなくなる中で、珍しく成虫で冬越しする
そうです。だから、晩秋とか春先に大きめなバッタを見かけたら、この子かも。



同じ様にクズの葉に乗っかっていたこの子はオンブバッタ。1匹だけだと、オスだか
メスだかわからないけれど、ひなたぼっこでお嫁さん待ちかなぁ。

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詳しい人の記事に8月ごろに卵を産んで、卵で冬越しって書いてあるから、10月下旬
にクズの葉に止まっているのはのんびり屋さんってこと?



虫を追いかけつつ、さらに歩いて雑木林の前。

210115_zokibayasi.jpg

お天気は良いし、ススキの穂も揺れているけれど、まだ、紅葉は始まっていなかった
頃のこと。



そうそう、背の高いオギもススキ同様、穂を広げていましたよ。

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茎の途中から何段も葉っぱが出ているのが、オギ(荻)。アシ(芦)っぽい葉っぱに
ススキっぽい穂の大型の多年草です。



さてと、雑木林のふちに咲く萩の花の上で見つけたのは薄茶色のシジミチョウ。
シジミチョウの仲間はみんな可愛いけれど、この子はウラナミシジミ。

210115_uranami_s1.jpg

まず羽の裏側にはオレンジ色のポイントカラーの上に目玉模様が二つ。
それから、よく見ないと見落としそうなほど細いしっぽ。そして葉裏全体にこまかい
波模様。お目目(複眼)は黒く、触覚の先にはオレンジのポイント。

運よく羽の表も撮れましたよ。

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ちょっと色が落ちちゃっているけれど、もうちょっと青いんですよ。

さらに、おひさまの光を浴びて、とってもあったかそうな写真が撮れたので載せて
置きます。

210115_uranami_s3.jpg

秋らしい色合いのおしゃれなコーディネイト。参考にしたいです(^^*)。
あ、幼虫ちゃんのごちそうはマメ科の葉っぱだそうです。ああ、じゃぁ、卵を産みに
萩の木にやって来たのかもしれないですよね。



雑木林と歩道の間のフェンスにはいろいろなつる草が絡んでいましたが、それが
次々と実をつけています。こちらの三裂した葉っぱはアオツヅラフジ。

210115_a_tudura_f1.jpg

青い実をつけています。

株により、葉っぱの形は変化が多いけれど、葉の質感と青い実は共通。

210115_a_tudura_f2.jpg

この先さらに秋が深まると、葉っぱは黄色く色づいて、黄色い葉っぱと青い実の
コントラストも素敵です。この実の中に潜ませたタネがアンモナイトの形っていう
のがまた、凝ってるんですよ。



青紫のポイントが入った上品な白い蝶型花を咲かせていたヤブマメの豆のさや。

210115_yabumame.jpg

この間 見た時にはペタンコだったけれど、この日はちょっと膨らんできました。
このさやの中にはまだら模様のお豆が入っているんですよ。


赤紫の花を咲かせていたコマツナギにも実ができました。

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こん棒みたいだけれど、これでもマメ科の実です。小っちゃいタネがこぼれるん
ですよ。ご一緒する葉っぱはカラスウリの葉ですね。


ここでまた、蝶々の写真、ゲット!
特徴的な羽の形、点々模様。羽裏の白いくの字のワンポイント。キタテハです。

210115_kitateha.jpg

夏型はより黄色っぽかったそうです。これは秋型なのかなあ、ずいぶん赤っぽくて
キタテハって名前に違和感がありますね。幼虫ちゃんのごちそうは、ここに一杯
茂るカナムグラの葉っぱですって。いやぁ、それならたくさん居ても不思議ないわ。



角を曲がって、キリの若木の伐採跡。にょきにょき生えたひこばえがこんなに大きく
なりました。

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よく見ればもうてっぺんにつぼみの準備がされています。ひこばえからこんなに
すぐに、花まで咲かせる木って、そうそうないと思いますよ。さすが、成長が早い。
もうあっという間にタンスが作れるほど育つ訳だわ。



そのちょっとさきには定点観察している空き地があります。春からずっと、色々な
植物が勢力争いを繰り広げてきた場所です。

210115_akiti.jpg

もうね、兵どもが夢のあとって感じですよね。ずっと、クズとススキが争って来ま
したが、この夏はオオブタクサとアレチウリが入り込んで激しく争いました。
どっちもお行儀が悪いから、あんまりはびこってほしくないんだけど…。
次の夏は、どうだろう。



こちらの道にもススキがたくさん生えています。

210115_susuki1.jpg

斜面の上の方までススキの穂が波のように続いています。

タネを飛ばそうと綿毛を開いているものあり、まだ花が咲いているものあり。

210115_susuki2.jpg

ススキの穂が開いてふわふわになっているところもいい景色ですよね。

210115_susuki3.jpg

あったかそう。



以前はこのやぶの中に、大きなノコンギクの群落があって、奇麗なお花の
写真が撮れたんですが、

2018/11/18付 「クヌギとノコンギク」 10/21撮影
2017/10/26付 「ノコンギクの花」
2016/11/12付 「ノコンギクの群落」 10/23撮影

台風に寄る倒木があったり、その処理で重機が入ったりして環境が激変し、
どうなったかなぁって、毎年、心配しながら見て回ります。

210115_nokon_g1.jpg

過去記事を見る限り、最近はもう、撮ってないですねぇ。
この日、見つけたのはもう、生き残りっていう感じの細々とした群落。

210115_nokon_g2.jpg

でも、たくましい野の花ですから、そのうちまた、増えることもあるでしょう。
気長に待つことにしつつ、せっかく咲いてくれたお花をご紹介。

ほら、つぼみに注目するとノコンギクらしい萼っぽいところ(総苞)の表情が見られ
ますでしょう。

210115_nokon_g3.jpg

総苞片の端にちょっと赤みがさしたりして、奇麗ですね。それから、(舌状花の)
花びらってつぼみのうちの方が色が濃いんですね。

210115_nokon_g4.jpg

大群落は失われちゃったけれど、いつか復活する日を楽しみに。また時々見に
行こうと思いました。


道の反対側にはコナラのドングリが落ちていました。

210115_konara.jpg

コナラどんぐりって、株ごとに個性がありますね。この木には随分とスマートな
どんぐりが実るんだこと。面白い。


この記事最後は、ちょっと遠くのエノコログサ。

210115_enokoro_g.jpg

小っちゃい穂が並んでいて、おひさまの光を集めて光っているのが、なんだか
いいなぁって思って撮りました。



この日は、このまま隣町へは行かないで戻って、近所の、いつもおさんぽしている
公園の方へ向かいます。紅葉、どのくらい進んだかなぁ。
良かったらまたお付き合いくださいませ。



posted by はもよう at 23:01| Comment(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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