2021年01月27日

紅葉葉楓の紅葉

昨夜もだいぶ雨が降ったようで、地面が濡れていました。そんな中、また
都内にある実家まで行ってきました。お昼ごろ雨になる予報でしたが、
結局、降らずじまい。雨雲は海の上を通りすぎてしまったようです。
まぁ、出かけていた私には好都合でしたが、異常渇水の続いている千葉の
南部には雨は降ったのだろうかとかそういうことが気になりました。
周期的にお天気が変わるようになって、季節が変わっていきます。ここの
所の雨がそういうことの現れなんでしょうね。

記事の方は11/4のおさんぽの続き。

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ユリノキ並木の隣には大きなヒマラヤスギが立っています。







大きな木の梢には、大きな松ぼっくりがついています。

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高さ10cm以上あります。枝についている様子は小鳥が止まっているよう
です。この松ぼっくりはかなり大きなヒマラヤスギにしかできません。
もしも出会えたら幸運ですよ。



さらにそのまた隣にはモミジバフウが並んでいます。

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並木っていうほどじゃないけれど、数本並んで立っています。

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こちらもそろそろ紅葉の季節。枝先から少しずつ、色づいていきます。

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形はイロハカエデによく似たもみじ葉ですが、大きさが違います。
見間違いようのないほど大きいのがモミジバフウ。そして、カエデ科では
なくて、マンサク科フウ(楓)属の落葉高木なんです。

並んでいるところ横から見てみました。

210127_momijiba_f4.jpg

北米から中南米が故郷で、現地では高さ45mになるっていうことですから、
これでも若木の方かなぁ。

枝には時々、コルク質の翼がついて平べったくなったりもします。

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実は、とげとげボールになって枝から下がります。

色づき方は株によって違いますが、大体は赤くなります。

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赤みが強い株だと紅色になります。逆にそんなに強くないとオレンジ
どまりだったり。

地面に散り敷いた落ち葉。切り紙細工を散らかしたようですよね。
色とりどりで奇麗。

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大人の手のひら大のものが主流ですが、お面にできるくらい大きいのも
たまにはあります。逆にイロハカエデも見間違うほど小さいものは
ほとんどありません。

色づき方が株によって違うと、

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見て歩く楽しみがありますよね。



このあたりの林床にはハナタデが咲いていました。

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真っ赤な草紅葉。奇麗に染まっています。



その先で、目についたのはミズキの梢。

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こちらの葉っぱも色とりどり。

基本は薄黄色が多いのですが、日当たりの良いところの葉っぱは赤く
なります。

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ミズキの葉っぱもそこそこ大きいですから、落ち葉になると存在感が
あります。

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この日は赤い葉っぱがたくさん落ちていました。



それから、メタセコイアの並木の方へ歩いていきました。
曙杉の異名の通り、曙(夜明け)の空の色に紅葉する木です。

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針葉樹としては珍しい落葉性。

そろそろ色づき始めたかなぁ。

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ただでも繊細な葉っぱが、さらに奇麗に見えますね。



並木の端っこに、別の木が2本並んで立っています。

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そっくりさん同士が並んでます。比較検討してくれって言っているみたい。

もうちょっとアップにして…、わかりますかねぇ。

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これ、タムシバとコブシなんです。

木の下まで行って見上げます。

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いち早く黄色く色づき始めたのが、日本海側に自生するタムシバ。
まだまだのんびり緑色なのが、太平洋側に多いコブシ。

あ、向きが逆になっちゃった。

210127_kobu_tanu4.jpg

左右逆でも黄色い方がタムシバで緑の方がこぶしです。

葉っぱがすんなりスマートで、花芽は細く長いタムシバ。

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別名をカムシバ、サトウシバ、ニオイコブシといい、葉をかむと甘い
とか、いい香りがするとか特徴が言い表されていますね。

コブシは葉の先の方が幅広の広倒卵形。花芽はずんぐり丸っこい。

210127_kobu_tanu6.jpg

お花が咲くと、タムシバの花は花びらが長くてひらひらと咲いて、
コブシは花びらが短く丸っこくて、かわいくたくさん咲く印象です。

ただ、図鑑には花の下に葉がついているのがコブシで、付かないのが
タムシバと書いてありますが、この公園で見るタムシバは、葉がついて
いたりついていなかったりします。これはどうしてなのかなぁ。いつか
詳しい人に聞いてみたいです。



並木の端でもう一度見上げたメタセコイア。

210127_metasequoia3.jpg

夏の姿とどこかが違います。

葉っぱの先が玉のれんみたい。

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ねぇ、ほら、何か下がってます。

拡大しちゃった。

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ほら、あの細い小葉の付け根に粒つぶしたものがついてる。
春一番に咲く、おばなのつぼみかしら?メタセコイアも春の準備を
始めていたんですね。



メタセコイア並木の反対側はヒマラヤスギの並木。

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ちょっと離れてから、撮りました。だって大きすぎてフレームに入ら
ないから。

この日、気づいたのは、松ぼっくりの多さ。

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ほら、見えます?上の方に5個並んでる。かわいい。
下の枝にも、いくつも見え隠れ。

同じ木の別の枝にもさらに5個?いや、6個かな?

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今までたくさん実っていた株が、そういえば、台風で折れちゃったり、
強剪定されたけれど、今年はこっちにたくさん松ぼっくりがついたん
だなぁ。
長い間観察しているとヒマラヤスギの代替わりにも立ち会えるってこと
ですか。おお、感慨が深い。

10cm以上にもなる立派な松ぼっくりですが、花びらのように散って
しまうんです。背が高くなる木です。上の方に松ぼっくりがついたことを
その目で見るのは難しくても、根元に松ぼっくりの鱗片がたくさん落ちる
のでわかります。

そして、てっぺんのところだけは、木彫りのバラの花のような形で落ち
ます。シダーローズという名前で花材屋さんで売られたりもします。
秋のお楽しみは木の落とし物。素敵な落とし物に出会えたらうれしいですね。


11/4のおさんぽまだ続きます。今はまだ何もない花木のエリアをスルーして
外国産の木が並ぶエリアへ。今度はどんな木や花や実が待っているかな。
良かったらまたお付き合いくださいませ。




posted by はもよう at 18:49| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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