気温でした。今日から3月。長かったんだか、短かっんだかの冬が終わり、
春がやってきますね。どんな季節になるのかな。とりあえず、我が家周辺
でも、河津桜は満開になりました。
記事の方は11/23のおさんぽ最終回。まずは北向きの斜面のヒヨドリバナの。
綿毛。

それから、帰り道で見かけた菊と皇帝ダリアもご紹介します。
カンアオイだの、ヤマジノホトトギスだの見てきた草むらにのこの枯草。

これが、夏から秋にかけて白い小花を咲かせていたヒヨドリバナです。
茎の先を見れば、かわいい綿毛が散ったあと。

ぱっと開いた萼っぽいところ(総苞)が、カシワバハグマの総苞と重なって
やっぱりキク科なんだなって思ったりして。
こちらもキク科。シラヤマギク、またはムコナ(婿菜)。

シンプルで草丈高くて、ハンサムな婿さんみたいな野菊です。シオン属だから、
綿毛になるはず。ちょっとまだ早いけど。
そして、真夏に大輪のお花を咲かせていたヤマユリの実を確認して、

この場所の観察は大体おしまいかな。
腰を伸ばしあたりを見回して、

はい、こんな場所でうろうろしてました。
ここの黄色い葉っぱの木は…

このサイズじゃ見えないけれど、特徴的な短枝の立ち上がりっぷりから、
アオハダかな。そういえば、入り口のあたりに赤い実が落ちていたもんなぁ。
上の方、木の枝の先を見るとおひさまの光が当たっています。

背の高い木の枝先しかおひさまにあたれない環境なんですね。こういう場所を
選んで生えてくる低木や草もあるんですよ。面白いなぁ。
面前の木の幹、一面に覆う緑の葉っぱは、フユヅタです。

こちらも日影がお好みの葉っぱ。
で、その林床はカシワバハグマの大群落。

春にはカタクリ、夏にはヤマユリ、秋にはノダケとヤマジノホトトギスが咲く
お花の名所です。南向きの日当たり良好物件だけが快適な住まいじゃないん
ですね、人以外の生き物にとっては。
こんな雑木林の林床は、落ちている葉っぱもカラフルで興味深い。

これは、ウワミズザクラかな。枝の先4、5枚の葉っぱを付けた短枝ごと
落ちてくるのも特徴のうち。
更にこんないろいろな葉っぱも落ちていました。ウワミズザクラの他は、

ミズキやコナラ、たぶんアオハダやアカシデも混ざっているはず。
それにしても、優しい色合いだなぁ。
さて、そろそろ帰ろうと、入り口の方へ行って、これもパチリ。
ただの枯れた木じゃありません、これはウグイスカグラ。

この後、春早いうちにピンク色の星形の花を咲かせるスイカズラ科の落葉低木
です。今度、カタクリの花を見に来るときに、咲いて居たらうれしいな。
これで今回のカシワバハグマの綿毛を見るツアーは終了。あとは帰り道で
見かけた花だんのお花を見ていただきましょう。
まずは色とりどりの菊の花。

薄いふわふわのピンクに、
一重咲きっぽく見えるシンプルな黄色。

あれ、黄色お花のつぼみは赤いのかなぁ。
それから濃いめのピンク。

11月、今年最後の花だんを彩る菊の花。最近ますます色や咲き方が増えて
いますよね。奇麗で楽しくてありがたいわぁ。
本格的に帰り道歩いていたら、今度は道ばたの民家のお庭から皇帝ダリアが
はみ出していました。

いやぁ、背が高い。お花も大きいし、これ育てたら、達成感あるでしょうね。

お花は青みがかったピンク色。一重咲きでした。

今年うっかり撮り損なっていたから、ラッキーとばかりにパチリパチリ。
晩秋のお花、もう一つゲットです。
歩き初めにも挑戦しましたが、お山の方の紅葉も奇麗だったんですよ。

民家に電線、電信柱。無粋なものができるだけ入らないように…撮れるかな?

どこかの建物の屋根が映り込んじゃったけれど、このくらいでどうかな。
赤っぽい葉っぱの木はたぶんサクラ。
そしてこちらの黄色っぽい葉っぱの木はイチョウです。

もうこうなっちゃうとお山の木じゃなくて、公園樹ですね。
お天気よくて、奇麗な写真がたくさん撮れて、満足度の高いおさんぽになり
ました。カシワバハグマの綿毛も撮れたし ♪ よかったよかった。また来よう。
あとは11月の写真の在庫整理かな。実家の椿のお花が咲いたとか、コスモスを
撮ったとか、あれこれ集めたら記事一つ分くらいはあるかしら?良かったらまた
お付き合いくださいませ。
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